メンバーズBlog - 【6】上々下々>南アルプス物語
【6】上々下々>南アルプス物語
景観も開け、陽もさし、対面の北岳と二俣の雪渓が見え隠れする。
『ゴロゴロゴーロ』と言いながらピョコピョコ登り、
いかにも、ココで休憩してね!とベンチ状に木が置いてあるところで
小腹もすいたから一服。
自分が持ってきた冷凍豆大福でも食べようかと思ったら
『2つありますよー』とRちゃんが美味しそうな冷凍フルーツ大福を出してきた。
半解凍で食べるのが激美味らしい
残念ながら融けてしもてたけど、まだまだ冷たい食感と
小さなミカンがまるごと入ってクリームと甘さのコラボが最高
※すいません、歯型がつていますね(;´ω`)
『もしや、作戦?2個で500gぐらい荷物が軽くなってない?』
『ふっふっふ(^ε^)♪このフルーツ大福は養老軒よりも重いんだって』
Rちゃんの荷物はペットボトル1本分の重さダウンして、
それぞれの腹の荷物はアップした。
気分もアゲアゲアップしたとこで、再出発
ゴロゴロゴーロを登りつめると、やっと白鳳峠
■ 09:55 白鳳峠 着
『よしっ!稜線に出た』と思ったものの、ここは峠
峠ってことは・・・
( ̄□ ̄;)ガーン
まだまだ目の前には登りがギッシリ続いている。
地蔵岳(2764m)に行くまでに高嶺山(2778m)を越えなくてはならなかった。
白鳳峠からおよそ300mの標高差を登りつめなくてはならない。
ここからは気持ちのいい稜線歩きをするつもりやったのに…はぁ
ゲッソリした気分サゲサゲで“足を前に出せばそのうち着く”と言い聞かせながら登った。
“このあたりで、ゴロゴロと空が泣いてきたら中止できるのに”
ちょっと弱気になるステージでもあった。
せっかく登ったのに下りるアップダウンがイヤ(>_<)
汗だくになった首に巻いている手ぬぐいをヒラヒラさせ気化熱で首周りの涼をとる。
ある意味、フケツ!(^▽^;)
ガマンを重ねつつ、やっとこさ高嶺山(2778m)登頂
■ 10:50 高嶺山(2778m)着
『ウヒーっ(;´Д`)チカレタベー』とウチ
『昼寝したいー!』とゴロンと寛ぐI藤サン
完徹で運転してくれたんやもんなー(;´ω`)
でも、ここからマップタイムなら40分程度で地蔵岳や!
近い!近い!
んがっ!?
近いってことあらへんかった。
たいしたことのない岩陵と地蔵岳特有の白いザレ場を抜けて行くんやけど、
これまた、アップダウンがあり、少々ガスってて地蔵岳の山頂が目視できへんから
気分的に萎えてしまってものすごく長く感じた。
『グサっ』
ダラダラ歩いとったら、ハイマツの枝で足を刺してしまうし(-_-;)
『イデデデっ』
『こんなとこ、二度と通るか!』と言っても帰りは通らなくてはならない
気合を入れなおして、すり鉢状の急坂をすべり下りるように通りぬけたら、
真っ白な丘にでた。
キタ━━(゜∀゜)━━!!!!
おびただしい数のお地蔵さん
■---------------------------------->続く【7】
【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?