メンバーズBlog - スマホの小劇(MilfordSoundCruise)
ミルフォード・サウンドはタスマン海から15キロ内陸まで続いており、1200メートル以上の断崖絶壁に囲まれている。鬱蒼と茂った多雨林がその絶壁に生えている一方で、そのしたの海中にはアザラシ、ペンギン、イルカなどが頻繁に出現し、稀にではあるがクジラの目撃もある。フィヨルドランドはかつて、捕鯨とアザラシ猟の拠点であった。
この自然の美しさに引かれて、毎日何千人もの観光客が訪れる。ミルフォード・サウンドは、年間7000-8000mmもの降水量があり一年の3分の2は、雨が降る。その度にいくつもの一時的な滝を形成する。中には1000mを越える滝もある。この雨は時にフィヨルドの崖の土壌がゆるませ、観光客に取っては危険な状況を作り出すことがあるが、逆に多雨林の生育に良い環境を作り出し、多雨林が集中して自生する場所を作り出すこともするのである。このような多雨林の集中地帯はミルフォード・サウンド内の幾つかの場所で確認することが出来る。(Wikipediaより引用)
ミルフォード・サウンドは世界に名だたる自然の奇跡です。空高くまでそびえる山々が海の底からまっすぐに突き出しているような場所は、フィヨルドランドの他にはありません。緑豊かな森林は身を乗り出すように岩壁の上を覆い、その合間から数百メートル下の海に向かっていくつもの滝が流れ落ちています。
マオリの伝説では、フィヨルドは氷河によって造りだされたのではなく、神と崇められていたトゥ・テ・ラキ・ファノアが、神秘的な呪文を唱えながら、魔法の石斧を振りかざし造られたと言われています。伝説のとおりなら、ミルフォード・サウンド(マオリの言葉でピオピオタヒ)は疑いもなく最もすばらしい彫刻だといえるでしょう。
ミルフォード・サウンドのフィヨルドは雨のときも、太陽が降り注ぐときも、どんな天候下でも、訪れる人を魅了してやみません。
幸いにも今はシーズンオフ、ゆったり観光できました。