メンバーズBlog - 権現づるねから木曽駒
山 名 木曽駒ヶ岳(2956m) 将棊頭山(2730m)
山行日時 2011/6/12 天気 曇り
メンバー 登り 単独 下り 会員 11名と同行
コースタイム 伊那スキーリゾートトップ(2:05) 〜 権現山(3:05) 〜 5合目見晴台(3:55) 〜
八丁立(5:20) 〜 西駒山荘(6:10) 〜 遭難記念碑(6:25) 〜 木曽駒(7:50) 〜
西駒山荘(10:00) 〜 八丁立(11:00) 〜 五合目見晴台(12:15) 〜 権現山(13:20)
〜 伊那スキーリゾートトップ(14:30)
登り 5時間45分 下り 6時間40分
市民登山下見山行が体協フォーラムと重なった為、日帰りで下山コースのピストンを計画。
I さんよりお誘いの甲斐駒、笠が岳の日帰り登山の可能性の見極めとトレーニングを兼ねて少々無謀
な計画。 従って2:00出発すべく、体協フォーラム終了後伊那スキーリゾートに向かう。
夜10:40 スキー場トップの林道に到着。付近は真っ暗闇、静粛の世界。ビールを寝酒に仮眠。
1:30 起床 ゆっくりと準備するも、暗闇と静粛の森の中に出発する踏ん切りがつかず、5分の遅れは
ためらいの時間か? 一旦、歩き出せばヘッドランプの光りをたよりにひたすら登山道を登るのみ。ただ、
暗闇の森のどこからか、キーン、キーンと形容しがたい音が絶え間なく聞こえてくる。鹿の鳴き声か??
一時間ほどで、札が林立する権現山に到着。木立の向こうから何か出てきそうな雰囲気。
下山時の権現山、明るい所では何のことはない。
こんな所で腰を下ろす気になれず、写真を撮っただけですぐに歩き出す。
少し行くと、登山道脇の木立にザックとヘルメットがライトに照らし出される、何でこんな所にと一瞬思うが
あえて無視、後ろを振り返るのもはばかりながら、前進有るのみお陰で随分早く5合目見晴台に到着。
4時前、やっと空が白んできました。 林の中はまだ闇の中。
これより、権現づるねと呼ばれる尾根道。所々踏み跡が怪しくなったり、急登が続いたり
2300mを越えると残雪もあり、ルートを見失うことも度々。樹林帯を抜け、将棊の頭
宝剣、木曽駒がのぞまれます。
西駒山荘に到着。 雪渓の上は将棊頭山
小屋はまだ営業していません。 素通りして遭難記念碑(聖職の碑)へ
遭難記念碑から御岳
新旧の遭難記念碑
この辺りで下見パーティーと遭遇するだろうと思っていましたが、木曽駒 馬の背には人影がみられない。
仕方がないので木曽駒に向かう事にする。8合目付近で3人パーティと行き違う。今山行で、出会ったのは
会員外ではこの方達だけでした。 馬の背を登り切った所で頂上に人影を確認。山頂直下で下見パーティー
と合流することができました。せっかくここまで来たので山頂を踏んで来ることにし、Igaiさんに付き合って
戴く。
以後、下見パーティーと同行し、長い権現づるねから権現山、伊那スキーリゾートに下山。
5合目見晴台より権現山、伊那の町並みの彼方に南アルプスを望む