犬山山岳会 山行報告書 |
個人山行 |
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企画者: |
M谷 |
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山名 |
鍋倉山(1289) 赤禿山(1158) |
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山行形態 |
積雪期山スキー登山(日帰り山スキー山行) |
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山行期間 |
H27.1.11(鍋倉)1.12(赤禿) |
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出発/帰着 |
1/10 18:00 犬山 / 1/12 22:15 犬山 |
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交通手段 |
I山 マイカー |
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参加メンバー |
会員3名(L:I山、 SL:M谷、 T田) 他行動記録参照 |
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行程記録 |
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10日(土) 往路 犬山18:00発 長野県安曇野泊 11日(日) 鍋倉山スキー登山(4人パーティ) 会員外1人(X氏)が加わって安曇野7:00発 → 鍋倉山温井登山口付近(鍋倉山トレース図879フラッグ点) 9:10温井登山口付近駐車場所スタート → 尾根すじを上る → 11:30鍋倉山頂着 12:05山頂から沢すじへ滑降スタート → 13:00登山口付近駐車場所戻り 12日(月) 赤禿山スキー登山(10人パーティ) 安曇野6:00出発 → 小谷村道の駅で長野県山岳会関連のコバチーム6名と合流 → 山之防登山口(赤禿山トレース図882/884フラッグ点) 8:40山之防登山口スタート → 林道(大峰峠)から尾根すじへ上がる → 11:30赤禿山頂下ドロップ点着 12:10ドロップ点から沢すじへ滑降スタート → 13:30最低点で休憩14:05 → 林道上部へ登り返し → 14:30登りルート時の林道から分岐の取り付き点(大峰峠)戻り → 15:00山之防登山口戻り
帰路 登山口出発→ → → → 22:10犬山帰着 |
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11日(日) 鍋倉山 北信の天気予報は冬型どっぷりの天気予報であったが、登山口近辺の集落に至っても風はなく雪は降っていなかった。さすが山スキーの人気の山!登山口では既に10台くらいの車がありすでに登っている人、準備している人たくさんいた。 駐車場所からシールを付けてスタート、前夜までの降雪かかなり深い新雪に覆われているが先行者のトレースがしっかりついていてラッセルなしに稼げた。登りはそれ程の急斜面もなく綺麗な樹氷となった中を大変良い感じで登れた、途中であった東京から来たという人が“山スキーではこの山にはまってしまい何回も来るようになった”と言っていたが分かるような気がした。山頂は樹木の無いぐるりの展望が素晴らしい。 下山滑降は沢すじを下るため山頂から北東方向へ飛び込んだが、多く山頂にいた人たちは登ってきた尾根を下ったのか、こちらには全くシュプールが無かった。 ふかふかの新雪、でも少し重いかなの感想のI山さんが雪面に描いたシュプールの後を追っかけXさんT田さん、そしてしんがりをM谷さんが締めて楽しい無垢の新雪面滑降が出来た。 12日(月) 赤禿山 小谷道の駅でM谷さん旧知の今回赤禿山をガイドしていただく“こばさん”チームと合流、この時は結構雪が降っていて山へ入ったら吹雪かれることも覚悟かというような状況。国道からそれて林道に入ると4駆でないと無理か(我々の車は2駆)の積雪のようであるが、I山さんの車の性能?か運転技術?で乗り切り無事に登山口には入れた。 登山口からは我々3人とこばさんチーム合わせて10人の大パーティでスタート、そうとうな積雪である、当初林道をこばさんのラッセルで進むが途中から先行パーティのトレースが出てきてそのパーティに追いついた。そのパーティはこばさんの見知りらしく、こばさんは長野県界隈では有名な人のようだ。ここまでの登り途中で雪は止み風もなく、さらに登っているうちに青空も見え出したのはラッキーであった。 登りは鍋倉と同様それ程の急傾斜はなく樹氷林の中いい感じであるが新雪が深い、いつの間にか我々パーティが先行となってラッセルに大変だが、そのラッセルのほとんどをこばさんそしてI山さんとで進まれた、そのスピードとパワーは大したものである、その後をその他大勢が甘受したという登りであった。 赤禿山山頂には行かず山頂下のドロップポイント(1110m付近)で休憩後下山滑降に入った。 リーダーこばさんに続いて斜面に飛び込むが物凄い新雪の深雪である、そこを華麗にシュプールを描く人、悪戦苦闘?する人メンバー色々であり、はるか先に超華麗な滑りでシュプール残して見えなくなるこばさんがポイントポイントで待っていて、そこで滑降してくるメンバーのビデオをとりながら待ち、メンバー揃いを確認して再スタートのスタイルで下山滑降を続けた。今回ルートの最低部530m付近まで下ってそこで休憩しそこから林道に出て大峰峠(660m付近)まで登り返し、峠からは登ってきたルートで登山口まで戻った。 兎に角楽しくて面白かった、こばさんそしてチィームの皆さんお世話になりました。 ** 鍋倉山、赤禿山は山スキーの“定番”ということですが、全く異論なく楽しめた良い山でした。** |
登山口はこんな積雪だった
天気は無風でこんなだった
あたり一面樹氷景色の中を登ります
樹氷の中へ滑降
深雪の中のターン
鍋倉山トレース
こんな積雪だった 大峰峠
朝はしっかり雪が降っていたが登っているとこんな天気になった、でもトップはラッセルがたいへん
赤禿山
赤禿山トレース図
ふかふか深雪で楽しんで降りた人、悪戦苦闘して降りた人-----一生懸命で滑降の写真を撮る間が無い?------いやいや写真も動画もあります、この先興味のある人は今回この赤禿山を案内していただいたこばさんの「こばホーム」の 「赤禿山10人の大所帯でパウダー満喫」
をのぞいてみてください。