犬山山岳会 山行報告書 |
個人山行 |
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企画者: |
M谷 |
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山系 |
白馬乗鞍岳・ 乗鞍岳 |
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山行形態 |
積雪期山スキー登山 |
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山行期間 |
H27.3.21白馬乗鞍岳 3.22乗鞍岳 |
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出発日時、場所 |
3月21日、犬山20:30 |
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メンバー |
N澤、T田、M谷(安曇野)、Kば(会員外、21日のみ現地合流) |
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交通手段 |
登山口までマイカー |
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行程記録 |
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20日(金) N澤、T田犬山20:30発 安曇野泊(M谷合流) 21日(土) 安曇野5:40出発 天気:快晴無風 7:30 栂池高原スキー場駐車場出発 → 9:00ロープウェイ乗継スキー場最上部 → シール登高スタート → 10:05 天狗原祠 休憩・滑降準備 10:30 → 親沢滑降 → 11:05 親沢滑降終点部・休憩登り返しシール登高準備 11:30 → 12:30 若栗の頭・お昼休憩・滑降準備 13:10 → 黒川沢滑降 → 14:10白馬乗鞍スキー場着 終了 安曇野戻り 22日(日)安曇野 7:00出発 天気:快晴 8:30 乗鞍高原スキー場リフト出発 → 9:00 リフト乗継最上部→ シール登高スタート → 10:10 伊奈川右股付近(標高2300m)休憩10:25 → 11:20 摩利支天岳東斜面標高2650m付近(下山ターニングポイント)休憩・滑降準備 11:50 → 12:40 駐車場戻り 終了 N澤、T田→犬山戻り、M谷→安曇野
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山行内容 |
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総括 2日間共に快晴のこの上もない天気・山の好条件にも恵まれて白銀北アルプス大展望の中で大変楽しく気持ちの良い登高・滑降が堪能でき大満足、また行程計画の予定通りにも推移できた山スキー山行であった。 21日(土)白馬乗鞍山系(栂池〜天狗原〜若栗の頭〜白馬乗鞍スキー場 周回)雑感 M谷さんと親交のあるKばさんと栂池スキー場で合流して、帰りの手段として白馬乗鞍スキー場駐車場に車をデポしておいた、この日のコースは周回でKばさんに案内していただいた。 この方は地元の山岳会のベテランでこの付近の山を熟知しておられ、我々3人は皆初めてのコースで期待して後に続いた。ハイクアップして行くにつれ白銀の後立山の山並みが目に飛び込んできて素晴らく登高の豪さも忘れる。天狗原まで来ると乗鞍の斜面に縦溝がたくさん入っているのが見え、雨が流れて抉られた跡とのこと。 祠に安全スキーのお願いをして休憩後滑降をスタート、スタート直後からそこにも縦溝。縦溝の洗礼を受け、ガリガリのボコボコのアイスバーンで溝深さは30cmや50cmもあろうかのトラバース、スプリングの無いトラックで昔の凸凹地道を走るようで加えて空からはヘリ(栂池ヘリツアー)の爆音でこの先どうなるかの感も--------。 ところが稜線からドロップポイントへ来て親沢へ飛び込むと、打って変わって快適に滑れるザラメ雪となった。この沢が良かった、雪もたっぷりあり楽しいロングランの気持ちの良い滑降が続き、所々で滑り動画の撮影などして下った。下手な文章で表現するよりは Kばさんのホームページに彼が編集された素晴らしい動画が出されています。 ポカポカ陽気の下ザラメを楽しむ http://ameblo.jp/mushikura/day-20150321.html 親沢から若栗の頭への登り返しは思ったほどのアルバイトではない感じであった、そこから振り返るとそれまで滑ってきた沢ルートがほぼ一望出来、やはりここでもロングランのルートであることが目視できた。 若栗の頭からは滑降の再スタートで細尾根から急傾斜の林間で黒川沢へ出て急斜面、細沢、堰堤が有ったりして変化のあるコースで白馬乗鞍スキー場へ向けて下った。 まさに快適ロングクルージングのできた期待を超えた満足一日であったこと、Kばさんに感謝でした。 22日(日)乗鞍山系(乗鞍高原スキー場〜摩利支天岳東斜面標高2650m付近往復)雑感 この日は犬山帰着時間の都合で登り終了は時刻で11:30と決めて始発のリフトを待ってスタートした。 リフト最上部からシール登高開始、ポピュラーなところだけあってすでに多くの人、山スキー、スノーシュー/ワカン登山、ボーダーも少し、入り乱れて雪面はスキートラック、歩行登山の足跡などボコボコに穴があるいつもながらの光景であった。 状況からの予想と上から降りてくる人の情報などから樹林帯をぬけるとガリガリ雪面のアイスバーンようなので樹林の無くなる直前の標高2300m付近で休憩がてら念のためクトーを装着した。この装着は正解だったようだ、上の方のガアイスバーンの登りはシールだけでは苦しかったと思われた。 樹林を抜けて一つ急斜面を上がれば天気が良いので、乗鞍連嶺の大光景が飛び込んできてこれは何度見ても素晴らしい。 残時間を気にしながらの登りで摩利支天東側斜面の標高2650m付近に到達して予定時刻の登高終了、十石山を展望しながら休憩と滑降準備をした、下の方では無風状態であったが上部は風があった。穂高方面の展望は天気が良いのに春霞かボヤけている。ターンのたびにガリガリ音を立てながらの下りはじめはアイスバーン上、直下の平坦部まで降りてガリガリ無くなりあとは往路を戻りあっという間の下山であった。 |
栂池〜天狗原〜若栗の頭〜白馬乗鞍スキー場 周回トラック
さあ スタート
こんな景色がお出迎え
天狗原は人がいっぱい
親沢滑降終点正面の岩が目印 ここから登り返し
若栗の頭に向かって
滑ってきたルート一望 中央から右に伸びる沢 左下まで滑ってきた
親沢滑降
乗鞍高原スキー場〜摩利支天岳東斜面標高2650m付近往復トラック
さあスタート
右の2人
十石山と霞む穂高 到達点にて
乗鞍滑降
H27.3.12-13 六甲山縦走 part1 H |
報告H26.4.1-H27.3.31 |
H27.3.21 清滝山 松尾山 伊吹野 H |