犬山山岳会 山行報告書 |
個人山行 |
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企画者: |
N澤 |
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山名 |
乗鞍岳(3025.7m) |
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山行形態 |
残雪期山スキー登山 |
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山行期間 |
H30年4月30日(日)日帰り |
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出発時刻/場所 |
4:30/犬山」 |
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交通手段 |
自家用車 |
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参加メンバー |
N澤、N森、N口、T田、I佐(会員外) |
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行動記録 |
乗鞍岳トラック図参照 |
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行程実績 天気: 快晴、稜線上時々微風、下山後上空薄雲広がり始める 標高: 位ヶ原山荘 2350m、剣ヶ峰3025.7m 標高差: 676m 登り時間: 2時間20分 (平均登り速度 280m/h) 滑降時間: 0時間30分 (平均下り速度 1352m/h) 休憩を含む全行動時間: 3時間40分 行程経過 (シールハイクアップ) 9:20 位ヶ原山荘出発 → 10:50乗鞍朝日岳下標高2780m付近で休憩11:00 →11:40 稜線へ出る→ 11:50剣ヶ峰山頂社前 (滑降) 12:30滑降開始 → 12:40大斜面下部→12:50 位ヶ原中央部付近通過→ 13:00位ヶ原山荘戻り *ルートは後の乗鞍岳トラック図参照 |
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経過雑感 春山シャトルバスの出る観光センター前の駐車場は満車ほどではないがかなりの車がすでに止まっていた。そのほとんどがスキーヤーか山ヤのようだ。 位ヶ原山荘まで往復¥2,500のチケットを買って乗り込んだ。三本滝くらいまで滑ってこられるとよいがと見るが残念ながら雪は継っていないようだった。 スカイラインの除雪は位ヶ原山荘から少し先までのため、山荘から向こうは立山の雪の大谷(観光センターパンフには“雪の回廊”と表現してあった)風でその壁の低いところから取り付く。 雪は締まっており表面ザラメチックで今日は天気も良いので上の方ではザラメが期待できそうな感、山ヤさんもアイゼンだけで普通に歩行できる好コンディションの様子と見受けられた。 位ヶ原山へ出ると視界が開け山頂まで雪が続いているようで、今日はスキーでトップまで上がれるのではと思うとザックの中の靴アイゼンが若干重くなったか。 朝日岳方向に向かって高度を上げるにつれ快晴の下周囲の素晴らしい展望が飛び込んできた。目前にあるあの特徴的な吊り尾根穂高山塊、左に連なって槍、圧巻である。 先回滑降した槍からの飛騨沢大雪原斜面もはっきり見えていたのは感激! 標高2780m付近で休憩、この先傾斜が大きくなるのでリーダーの指示にて全員クトー装着し、朝日岳直下から左へトラバースして稜線鞍部に出た。そこから予想通り稜線伝いにスキーはいたまま山頂社の前まで上がれた。 社を一回りして360度大展望文句なし!暫しの休憩で滑降準備に入る。 滑降は登ってきたルートではなく社の東斜面となった。飛び込みが急斜面で岩が出てたりして嫌なところだったがその後は素晴らしい広雪原、雪面もザラメ的で凸凹の無い整備された広大なゲレンデのような、傾斜もあってどこでターンしようと好き勝手に滑れる、しかも誰もいない我々5人の貸し切りバーンで飛ばせた。 しかしそのバーンのお楽しみもわずか10分、やはりスキーは早い。 それからは位ヶ原をだらだらと横切って、そこから下の斜面をオーラスの滑りで、位ヶ原山荘先の取り付き点に戻って終了した。 総括的には、位ヶ原まで上がってしまっているので登りもそんなにきつくはなく、滑降も短い時間ではあったが十分楽しめた。 |
乗鞍岳山スキートラック
位ヶ原山荘出発 多くのスキーヤーと山ヤが--
位ヶ原上部をトラバース
もうすぐ稜線
山頂にて
https://www.youtube.com/watch?v=AmK5kC1izUA&t=116s
https://www.youtube.com/watch?v=6pr07z39MfA&t=53s
穂高槍山塊
おまけの写真 ---雪の大谷?(雪の回廊)