薙刀山、野伏ヶ岳、山スキー報告書
2021年3月23日
メンバー:富田、磯山、西澤、会員外
7:00 白山中居神社
8:20 和田山牧場址
10:30 薙刀平
11:30 薙刀山山頂
12:40 野伏ヶ岳山頂
15:30 白山中居神社
天気の良い日を狙って山行を計画、薙刀山から野伏ヶ岳へ登り返すルートです。
薙刀山、野伏ヶ岳は一般登山道が無いので雪のある時期がシーズンとなり冬は一般登山者も訪れる人気の山です。
メンバーが忘れ物等あり、出発時間が少し遅れてしまった。
白山中居神社からの林道は一部雪が溶けているところも点在し一部スキーを担いで歩いた。
先行していた1名が林道をショートカットせず、林道を進んでしまったので逆に先行していた1名が和田山牧場への到着が遅れ待ち時間が発生し20分ほどタイムロス
写真左が野伏ヶ岳、書面が薙刀山
和田山牧場から野伏東尾根の先端を回り込んで薙刀との間の谷を渡るが、ここで1名が足に水豆が出来、薙刀を断念し単独で野伏東尾根から野伏ヶ岳山頂を目指すことになった。
残り4名は谷を渡って薙刀平下の急斜面に取付く。この斜面は南向きで雪面が緩んでおり、急斜面はスキーでは登り辛い状況で、1名は途中でスキーを担ぎ上げて登った。
薙刀平に出ると薙刀山の真っ白な山頂が目の前に現れ、広大な斜面に期待が高まる。
薙刀平を前進し、薙刀山と野伏ヶ岳が連なる稜線まで出ると気温も低く見事な樹氷が現れてきた。
薙刀山山頂からは北の正面に別山、更にその左奥には白山の山頂が望める。南は野伏ヶ岳、東に目を向けると南から御岳山、乗鞍岳、北アルプスの冠雪した山並みが見事である。
シールを外して滑降に入る。春のザラメの上に昨夜降ったと思われる新雪が覆われ程よい滑り心地になっており、快適な滑りであっという間に野伏ヶ岳へのコルへ到着し、ここで昼食とする。
野伏ヶ岳への登り返しの稜線を眺めると、急斜面で狭いところもありそうなので、3名はザックにスキーを取付けスキー靴での登山を選択、1名はスキーに再度シールを取付け、シールとスキーアイゼンによる登行を試みることとした。
途中かなりの急斜面もあったが、登行する雪面が程よく凍り付いておりスキーアイゼンがよく効きスキーがずり落ちることも無くトップで山頂へ辿り着いた。途中から東尾根を選択した1名は東尾根の途中で4名が薙刀山からスキー滑降をするのを眺めてから山頂へ着いたとの事であった。
野伏ヶ岳から滑降を開始するが、1名のスキー靴がビンディングに上手くはまっておらず、スキー板が外れて転倒、再度スキー靴をビンディングにはめようとするが、なかなか上手くはまらない。使用のビンディングがゲレンデ用の靴も使える特殊なタイプで調子が悪かったようである。何度か試すうち調子が回復したようであった。
東尾根は積雪が十分にあり、ブッシュが完全に埋まっており木立もまばらで快適な滑りを楽しむ事ができた。
R.3.3.26 鈴ヶ岳 可児 |
報告R2.4.1-R3.3.31 |
R3.3.1 大日ヶ岳(林延) |