犬山山岳会 山行報告書
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夏山合宿
鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳
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企画者
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磯山会長
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山名
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鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳(2,899m)
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Aチーム(登りは赤岩尾根、下りは爺ヶ岳、柏原新道、扇沢)
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山行形態
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交差縦走
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山行期間
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2012年8月4日(土)〜5日(日)
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出発到着時刻
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8/4 4:30犬山出発 – 8/5 19:00犬山着
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天候
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晴時々曇り
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メンバー
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稲葉、浦久保、林(一)、林(芳)、山城、富田、西澤
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交通
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デリカ(稲葉)、フォレスター(西澤)
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行動報告
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8/4 8:30大谷原⇒9:30赤岩尾根取り付き⇒13:30冷乗越⇒14:00冷地山荘
8/5 5:00出発⇒6:50鹿島槍ヶ岳⇒9:00冷地小屋出発⇒10:30爺ヶ岳⇒11:30種池小屋⇒13:40扇沢⇒14:00上原(わっぱら)の湯⇒19:00犬山
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所感
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8/4朝、駐車場の問題もあり若干遅れて犬山を出発、駒ヶ根SAにてトイレ休憩後、大町の最後のコンビニに立ち寄りBチームと分かれた。駐車場は混雑していたがまだ若干の余裕はあった。大谷原の出発は計画より1時間遅れ、天気は快晴で標高1000mを越えていても結構暑い。暫くは林道の緩やかな登りが続く。突堤の下に地下道があり、これをくぐると赤岩尾根の取り付きとなる。赤岩尾根は急登で有名で、テント泊の荷物を担いでの登りは少々辛いところもある。急登が一段落する高千穂平で昼食を摂り歩き出した直後にUさんの足が攣ってしまった。薬を飲めば直りそうとの事でUさんとリーダーを残して残りの5名は混雑が予想されるテント場確保の為に先を急いだ。今まで先頭を歩いていたUさんに代わってHさんが先頭になったとたんピッチが上がる。Hさんは口から心臓が飛び出しそうといいつつもハイペースで上がって行き大汗掻きました。分岐に13:30到着したところ雄大な剣岳北方稜線が目に飛び込んで来て大感激!!剣岳正面下には源次郎尾根、隣に八ツ峰、長次郎谷、三の窓、小窓、大窓と立山方面から見る剣岳とは一味違った景色に感動しました。出発は1時間遅れとなったが、冷地山荘には予定通り14:00に到着、テント場を確保してお先に失礼した生ビールは格別でした。Bチームに電話を入れるが誰にも掛からず、14:30頃に再度コールすると分岐まで来ている事が確認できた。Uさんとリーダーも40分遅れで到着、Bチームとも15:00に合流できた。テント場は小屋から8分ほど離れており少し不便はあった。テントを張ってまずはビールで祝杯!!、冷地山荘は日陰で寒いくらいだったがテント場は真夏、夕立も無く賑やかなひと時を過ごし“ブロッケン現象”も体験できました。17:00過ぎには夕食の準備にかかる。Aチームは食料担当のIさんに準備していただいたが、Iさんは急用で不参加となり、調理に一抹の不安あり、しかし元調理人のYさんも居りHさんが中心となり美味しく出来て万々歳でした。特に豚の角煮は格別でした。Iさんに感謝!!
19:30頃にはみなさん寝袋に入ったようでした。
8/5 4:00起床の予定だったが、3:30にはみなさん起き出して片付けと朝食の準備に取り掛かり、予定通り5時過ぎに鹿島槍ヶ岳に向いました。旭に赤く染まる立山・剣も素晴らしい光景でした。登山道には先行者が数多く頂上はかなりの賑わいでした。写真撮影を行い帰路に着く。テントを撤収し、山小屋でトイレを済ませ飲料水を確保し出発。分岐でBチームに別れを告げ、爺ヶ岳へ向う。爺ヶ岳頂上は多少雲が出ているが眺望もまずまず、南峰頂上で昼食を兼ねて小休止するが日差しが強くて非常に暑い!!休憩も早々に切り上げて爺ヶ岳を下る。11:30種池小屋で小休止、水の補給、種池小屋からの下りは登山道の整備状況も良く順調に下り13:40には扇沢に到着、駐車場が混雑していたため少々登り返しもあったが無事車にもたどり着けた。14:00にはわっぱらの湯でBチームに合流、Bチームは既に入浴を終えて一息ついていた。
両日とも雨は全く降らず好天に恵まれ鹿島槍ヶ岳からは富士山まではっきり見える最高のコンディションで夏山合宿を終える事ができました。
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福田です、西穂高岳の報告です。 |
報告H24.4.1-H25.3.31 |
8/4-5 鹿島槍 Bチーム |