メンバーズBlog - 【4】阿弥陀岳>『ガンダーラ』
やっとこさP1らしき場所に到着
もろい草つきの岩と聞いていたが、溶岩が固まったようなしっかりとした岩だ
ジャングルジムのように登れるはず・・・なんやけど、足が疲れてるから
素直に左に巻いて登る
去年、奥穂→西穂の縦走をしてからは怖いものしらずのイケイケのウチが
“怖い、危ない、無理しない”って感覚を身に着けた。
つまり自分の身の丈を知れ!ってこと。
ただの、負けん気やら、勢いやら、気分で登らない。
岩場に着くとさっきまでの疲れがだんだんと飛んでいく。
ただ、登るだけと違う心身を使うからだろうなぁ
やっぱ、おもろいわ\(≧▽≦)/
いよいよ核心のP3
直登する人もいるらしいが、セオリー通り左にまわってルンゼをあがる。
ルンゼに入り込むとこがイチバンの難所
心もとない緩んだワイヤーが掛けられている
ワイヤーは保険程度にしかならず、自分の手足で岩をしっかりつかまえる。
ガスってるせいか、P3の終了点が遥か彼方の天竺のように思える。
南陵ルートを『岩ダーラ』と呼ばせてもらおう
水がチョボチョボと流れて濡れたやらしいルンゼや。
ここで、一般登山道チームから山頂を踏んだと通達あり
おおっ!やっぱり先をこされたか。
こちらは草つき、浮き石、もろい岩だらけ
それでも奥穂縦走よりずっと簡単だけど慎重にワシワシとよじ登っていく。
うん、疲れがふっとぶ楽しい満面の笑みじゃ
でも、地面が土にかわると、ぐったり牛歩となる_| ̄|○
あと、ちょっと、あとちょっと
小さくても足を休めずに前にだす。
キタ━━(゜∀゜)━━!!!!
ほぼ予定通りの時間だった。
■11:00 阿弥陀岳山頂(2805m)到達
一般登山道チームはコーヒー飲んでまったりしてるよ
あ〜ぁ(^▽^;)立場逆転
ほんまはウチらがまったりしてるとこに、
ヒーヒー言って一般登山道チームが到着するのを余裕で待ってる予定やったのに…
エラそうに大口たたいたウチがイチバン遅かった_| ̄|○
ははは
【5】つづく>『面目もナシ』
【1】南陵バリエーション
【2】どろどろ
【3】立場ない山
【4】ガンダーラ