メンバーズBlog - 【7】さぁ、どうする?>南アルプス物語
【7】さぁ、どうする?>南アルプス物語
■ 11:35 地蔵岳(2764m)着
そして目の前にそびえるは本日のメインイベント
オベリスク
ウチらの到着を待ってか?
ガスが晴れてきてオベリスクの全容があきらかになる\(≧▽≦)/
イメージしていたよりも、けっこう大きい
遠くから見るとウワサ通りのチューリップスタイル
手乗りオベリスクポーズを撮ってみる。
荷物をデボして登攀道具だけボディにかける。
ザラザラの花崗岩をヨジヨジと核心部の手前まで登る。
ネットでチェックしたら、裏に回れって書いてあったから
グルっと覗いてみるが、登りやすそうなとこはドコにもない。
うーーーーーん?
前にまわって核心部の前でトップを見上げる。
岩の状態は瑞浪の秀則のような約90度のコーナーで高さが4-5mぐらいかなー?
コーナーがクラックになっているから、そこに手を入れて
ジャムジャム忍者登りするのが正解だろう。
でも、それは安全を確保してが前提
もとより、キケンなことはするつもりもないし、
3人でオベリスクの上に立ちたい気持ちがイチバン優先
さぁ、困ったのが道具とメンツ
クライミングができるI部クンが来なかったおかげで、
ウチひとりで二人をサポートしなくてはならない。
しかも、できる限り道具はナシで。
■ 登攀道具 ■ 重さ910g
・スリング240cm×3本
・捨てスリング×3本
・8mm×50cmロープ×1本
・アッセンダー2つ
・ATCを1つ
・エイト環を1つ
・ビナ3つ
頼りになるビレイヤーがいない状態なのに、頼りになる道具の
ハーネス、ザイル、フレンズを持って行きたくなかった。
あるのはヨレた残留ロープのみ
さぁ、どうする!!!???
I藤さんはクライミングをやっていなくても、腕力脚力運動神経がある。
Rちゃんは外岩で特訓済み。でも花崗岩の垂直を登るのは相当難しい。
アッセンダーと下降器(ATC・エイト環)を貸してしまうと、
ウチはフリークライムとなる。
さぁ、どうする!!!???
■---------------------------------->続く【8】頭で攀じれ!
【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!