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メンバーズBlog - 瑞牆山のバビルの塔40m大ヤスリ岩

瑞牆山のバビルの塔40m大ヤスリ岩

カテゴリ : 
岩!ガン!クライミング
執筆 : 
 2012-5-31 21:14

瑞牆山のバビルの塔40m大ヤスリ岩
5月27日 ミズガキ山クライミング


“今から20年後、あなたはやったことよりもやらなかったことに失望する。
ゆえに、もやい綱を解き放ち、安全な港から船を出し、貿易風に帆をとらえよ。
探検し、夢を見、発見せよ。”
「トム・ソーヤの冒険」
マーク・トウェイン


そんな話をした翌日に偶然にも決まった
瑞牆山本峰南壁「トムソーヤ冒険ルート」
大ヤスリ岩

この週末には3つものオファが重なっていた
Aサンとのクライミング
Nサンから外岩でのアブミ練習
Hサンからビバーク想定訓練(宴会)
何にもなければ大阪に帰ってFCの宴会&クライミングだって行きたかった。


んがっ、Aさんとはお互いの日程のすり合わせが難しいうえにチャンスも少ないし
約束が1番先やったんで当然、最優先となる。
そこへNサンがアブミ練習を教える予定だった人が来れなくなり
こちらへ合流したいとのことで同行することになった。
北八ヶ岳/稲子岳南壁左カンテルートも候補にあがったがNサンが1週間前に
登ってきたばっかりだというのでミズガキにきまった。


ミズガキまで車を走らせAサンと落ち合ったのがミズガキ湖ビジターセンター

ミズガキ湖までうちから3時間半ほど
車の運転が(特に帰り)が心配だったので、二人だと話もできるし交代もできるから心強い。
冒険ではあるが、道中は安全に行きたかった。


軽く呑んで、さっさと寝るつもりが突然の乱入者あり!(ノ´▽`)ノ
深酒しないように最低限の酒しか持ってこなかったのに
一升瓶ぶらさげてのご訪問者はAサンの大先輩N氏

水のように酒を呑むN氏を前にしてAサンは撃沈(@ ̄ρ ̄@)zzzz
先に寝てしまった人間は酒の肴になるわけで
多々の秘話を聞いたような聞いてないような…こちらも酔っ払いですから、はい。


結局、お開きになったのは午前2時半をまわっていた( ̄_ ̄ i)


けだるい朝をむかえ、食欲ゼロ
ただでさえ朝は動いてからしか食べられないのに。
ヨーグルトと小さいスティックパン1つをムリヤリ口の中に押し込む。
このあと、山から下りてくるまでに口にした固形物はチョコをひとかけらのみ。
なんちゅう低燃費なんやろ。
ただでさえ山に入ると食が落ちるのに、今回は最高潮に食べなかった。
それでもシャリバテはしないから不思議や。
だからウチの過剰装備は、ほぼ毎回余らせる食料である。


装備をふりわけザックにつめる。
あぁ、久々に重いザックや(;´ω`)


瑞牆山荘に着いてチャッチャと出発
■ 07:30


約2時間のアプローチや。
ボチボチと登ってもらうが、やっべーーー(^_^;)しんどい
昨日の深酒のせいか?
冬はBCスキーに行ったりランニングしたり、決してサボってたつもりはないんやけどなぁ
足が重いやんか!なんでやねーん!
自分でも、あれあれ?って思うぐらい歩きが遅い!

翌日になって太腿の前側が筋肉痛。
スキーやランニングとは山登りと使う筋肉が違うのを痛感した。
それとも、BCやランは自分に甘く、しんどくない程度でしかやってなかったのかも。

 

富士見平山荘まで着くと汗がひと通り出たからアップしたものの気持ち悪さが増してきた。
無視!むし!気にしない!
この程度なら忘れているうちに治るはず。
ありがたいことに、ここからは気持ちのいい下りとなる
(帰りは登りやから辛いけどね)

さすが、百名山
登山客も様々で賑わっている。

大ヤスリ岩(ローソク岩?)のあたりから登山道から右へそれて南壁の取り付きへ
道なき道をグサグサと木の枝を掻き分けて歩く。
子供にかえったみたいで面白いよな!

■ 10:00 南壁取り付き

『はい、登って』とリードを任された。
『うわーっ、初っ端からリードは怖いなぁ』

一登目はめっちゃ緊張する。
こんな程度でも落ちたらケガするもんな。
しかも・・・ボルトがないし・・・って当たり前か(^_^;)

■1P(ウチ、20m、3級)

 

しゃーなしに登り始める。
ほとんど木登りや。
登ったのはええけど、上でセルフとってビレイをせなアカン
えーーーーっと、どやったっけな?
ゴソゴソとセオリー通りに丁寧にやろうとすると時間は食うし考えすぎて足元まで注意がいかず、
ジャラジャラと小石をいっぱい落としてしもた( ̄_ ̄ i)ゴメンね

考えんでも勝手に手が動くように、近所の岩場で遊ぶときも
ツルベを想定してやっとかんとアカンなぁと思った。

手間どって遅いって分かってて自分で自分のことがイラっとするのに
『遅い』と言われて『チっ!』


次がちょいと難しい洞窟チムニー
『ウチ、チムニー苦手かも〜』って言えるぐらいチムニーを登ったことはないが…

全部、ウチがリードをやるってオーダーだったが離陸を試みて自分にはムリと判断
『RPなら登れると思う。初登はムリ。
せめて、ちょっと登ったとこに支点がとれればええけど、これはアカンわ。』

かなり悔しいがAサンに登ってもらった。

■2P(Aサン、10m+5m、4級+)

Aサンは最初から大股開きのステミングをするがそれを真似ようと思ってもウチは足が短くて届かんがな!

岩の狭いところに身体をはさみ背中を壁に押し付けツッパリとステミングを足して割ったような状態
ザックがガシガシと岩とこすれる音が洞窟内に響く
『パンが圧縮されてるな・・・』
他に壊れるもんは入ってなかったかなぁ

『おい、写真撮るからこっち向いて』とAサン

『えーーーーっ!今、必死やもん』

『っつーか、どっち向いてんだ!』

『そんなもん、しらん!登り易いように登ったらこうなった!』

あの・・・・今、写真でみるとロープがユルユルなんですが・・・


登ったことがある人がみると笑えるだろうなぁ
かなり器用な登り方かもしれん(w
足場がガバになったところで回転

『ちょっとー!安定したから写真とってよーーー』と要求

お疲れちゃん!やっと出れた。
リードならココで落ちてしまいそうな安堵感&乗り越しがえらい。
『よっこらしょ!』

最後にNサンが登ってくるが悪戦苦闘だった。がんば!
以前に洞窟だけを巻いて、この南壁を登ったことがあると言っていたNサン
あとでよくよく思い返すと違うルートだったらしい。


『そろそろ時間が厳しいな。リードを変わってサッサと登ろう』

うううう・・・1ピッチしかリードやってないのに(^_^;)


Aサンのリードにていやらしい木が横たわったチョックストーンを潜り
ロープの流れが悪いのでそこでピッチをきる


ウチやったらこの左側にあるガリーから登りたいと思った取り付きで遊びながらNサンが登ってくるのを待つ。
時間があるなら登りたかったな。

■ 3P(Aサン、20m、3級)

踏み跡のない巻き道だよな、これって。
『二人とも登ってきてーーー』と声がかかる。

アプローチ程度のところを登るんだけど、どーでもいいところで滑った(;´ω`)
まぁ、気が緩みすぎ、舐めすぎで肘をこすっちゃったよ

いい天気だったはずが雲が多くなってきて風がでてきた。
『寒い!寒い!』とAさん

『フッフッフ!ジャーーーーン』とウチはダウンベストを出す。

『ずるい!』

『おおおおっあったかーーーーい』

ビレイ中でガチガチ震えるAさんに
『しゃーないな、着せたろか?』とカッパを出して着せてあげた。


さて、3Pで2時間以上もかかってる( ̄□ ̄;)すでに1時ぐらいやったかな。
トポには下部だけで1時間40分と書かれていた。
さぁ、どうする?と聞かれたら登りたい!山頂まで行きたいに決まってる。
が、、、諦めなくちゃいけないのは明確や。
ジャッジをAサンに任せた。
自分のことは判断できても他人のことやトータルについての判断はウチには難しい。

トータル9Pほどあるのに、山頂についたら午後5時を回ってしまうだろうな。


これ以上登ってしまうと懸垂地点がないこと、時間がかかりすぎていること、
下部左岩峰とだるまフェースの間を抜けて下りられそうなので
ここで中止することに決定した。
『大ヤスリ岩のあたりで登れそうなところを登ろう』と。


Nサンはここで終了
大ヤスリはアブミがいるそうなんでNサンに借りる。
いろいろ細かく説明してくれはるが『大丈夫だから』とAサンが話しをさえぎる。
ま、いつものことだ。

一般登山道まで戻るとガチャガチャしたいでたちに注目が集まる。
大ヤスリ岩の基部に入り大テラスの上まであがる。

なんとも気持ちのいい空に向かってそびえる1本立ちの岩である。
まるでバビルの塔やん
いや、バベルの塔やったっけ?
超能力少年バビル2世はどっちに住んでたんだ?

でも・・・
『げーーーーーっ!何、この岩!掴むところなんかどっこもないやんか!』

『だからアブミ使うんじゃ』

40mの垂直の壁
『これを登れたら穂高の屏風もいけるぞ』なんて軽々しく言ってくれる。

アブミ、あぶみ、鐙

だいぶん前にネット雑誌でみたのは、棒がカランカランとしたちゃっちいヤツだったと思ったが
イマドキはデージーチェーンの大きい版みたいなもんなんやなぁ

アブミは実際に見るのも触るのも今日、今ここで初めてや。

『じゃぁ、登るからみてて』
Aサンのレクチャーはこれでオワリ(w
ま、いつものことだ。

グダグダ説明せんでも、ウチが見て覚えて体感して登ってくるのを分かっている前提だ。
それが出来るレベルのことしかやっていないとウチの力量を判断してのことやし
彼の目利きは間違いないと思ってるからこそ、ウチだって何としてでも登る。

Aサンは本人談によると、かつて登攀界では名を馳せた人物らしいが、
それだから信頼しているわけではない。
クライミングを昔からよく知ってる人から言わせると『すごい人なんだよ!』なんて言われるが
まったくもってウチからしたら何の自慢でも何の意味もなさない。
無知ほど強いものはないと言われるが、その通りでもない。
フリークなど言われた日にゃぁ、『キモッ!』と言うだろう。(言ったかも)
だって、山系の友達じゃないもん。
きっとこちら側の友達もみんなそう言うと思う(笑wwww


少し登り始めたところで『見てて』と言われても、めっちゃ遠いんですが…
『ハングなんかの時はこやって休む』と、フラミンゴをやってくれたが、
今の時点ではあんまり必要のないレクチャーなんですが…

Aサンは20分ぐらいでスルスルと登っていった。


『ピーッ』笛がなる。
解除をしてウチが登る番

もー、頭真っ白( ̄_ ̄ i)アブミの持ち方だけは教えてもらった。


ワッカに手を入れろって。はははは

取り付いてみたものの、次のピンまでがマジで遠い((( ;゜Д゜)))
アブミの最上段に乗れない、振られる!くっそーーーー!
Aサンは姿形も下からは見えないし声も届かない。
登るしかない。
フリーじゃないんやから、何でもありやんな!
ガッツリとロープを掴んでみたら、逆に不安定になった。

うーーーん・・・考える。
アブミを3つ借りていたから2つを同じ支点につけて両足で立つとなんとか2ピン目に届いた
ほっ(;´ω`)最初の怖さを克服
まずはバランスで立てるなら登れるなと思った。
3つ使えば何とかなることを身体で理解する。

 

それでもまだまだ三流サーカスのようにグラグラした足もとや。
なんか違うような気がする。

それにしても次のピンまで手が届かないのには参った(-_-;)
ロープがかかってるヌンチャクにアブミをかけたり
ピンもロープもビナも、掴んで何とかなるなら何でも指をかけた。

途中に足が置けるスタンスがあり、アブミをかけつつそこに足を置いてやっとわかった。
アブミつかってるけど登攀なんや!
ハシゴを登ってるんやなく岩登りやん。
そこからはグラグラしなくなったし、ルーティンさえ手際よくやればいいのだ
だってセカンドやもんな。
いらんチカラが抜け、片足で立てるようになり3つ使ってたアブミも
2つで済むようになってきたと思ったらテンペン間近

こっちは嬉しくってニッコニコで登ってきたのに
『おそっ!寒い!やっぱり時間かかったな』だって…(ーー゛)

写真の時間をみると、およそ50分ぐらいや。
『フンっ!見るのも触るのも使うのも初めてやのに使い方も教えず登ってこい!やん』

と、文句を言いつつも、覚えるにはこれがウチに合っていることをわかってる。
自分で考えて試行錯誤して創造するのが好きなのだ。


まぁ、、、でもさ、練習もなにもナシでぶっつけ本番ワンチャンスってのもワクワク度満開やな。


 

■ もう午後3時
目の前にあるミズガキ山の山頂ではさっきまで人が賑わっていたのに、ひと気がなくなっている。
やっとここで周りの景色と高度感を楽しむ。
登ってて落ちる気がしない時は高さを感じないと言うか上に登ることしか考えてないから
高くて怖いって意識がない。
はい、どうせセカンドですからね。

軽く食べ物を口にする
ほんまはポカポカ陽気の中、まったりとたらみのデカみかんゼリーを食べようと思ったのに
寒くてそんな気分にはなれない。
結局ウチはチョコ1かけら食って、ダブルロープを結んで懸垂降下する。

下りてきてロープをダウンするときが怖い( ̄□ ̄;)
40mも上から落下速度をあげてロープが龍のように舞いながら落ちてくる!ピッシャーーーーーン!
当れば鞭打ちの刑なんてもんじゃないわな。こわっ!


基部まで下りてきてザックに適当に荷物をブチこみさっさと降りる。
でも、、、ウチのザックのほうが重いってどーゆーこと?ズルーーーーイ(>_<)

ずっと下りならええけど、ちょっとだけ登り返しがあり、それが足に堪える。
『クソっ』と思いながら『止まるもんか!』と黙々と登り
富士見小屋まで着いたら、あとわずか。

 狭いほうの岩面を登ってきた。

太陽の影とオレンジっぽくなった陽の柔らかさはもう夕方や。
ウチの体内時計は下山時刻は午後5時過ぎと予想した。

ああ、やっとお腹がすいてきたわ。
腹へった。


■ 午後4時45分 下山

先に下山したNサンが日向ぼっこして待っていてくれた。
ザックを積み込みビジターセンターまで戻り荷物の整理をして終焉


ウチはたらみのデカみかんゼリーをほおばりお腹いっぱい胸いっぱいの1日でした。

ネタがシンクロしたトムソーヤの冒険は完登できなくて残念やった。
それだけが心残りかな。
 

ポケットには突っ込んであったけど結局、見なかったな・・・っつーか見てもようわからんし

『A1って何?』って質問するレベルっすから・・・

※記事上に書いてある級と距離は他のブログ参考なのでようわかりません。

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