メンバーズBlog - 山歩きスキルアップトレーニング
■例会山行(山歩きスキルアップトレーニング)
■2012年 7月1日
■竜ヶ岳 1099m
こりゃまたひどい天気となったもんや(;´Д`)
週間天気予報では晴れの週末が、なんの因果か大雨に!
会の実践トレの一環としてザレ場の歩き方、ストックの使い方訓練が
濡れ場(エロじゃないで!)の歩き方になってしもた。
今回のミッションとしてはVSヒルも加わる。
宇賀渓キャンプ場に車をとめ、管理人に状況を聞くが
こんな日にようやるわ(-_-;)と、あきれ顔
そらそーやろ、ウチら自身がそう思いつつ山に入るんやしな。
足もとはヒル対戦用にスタビライクス&着圧ソックス&スパッツとガッツリ補強。
いざ、出陣!
普通なら、こんな日はとりやめやろうけど、最初から腹さえくくってれば
雨の日の山も楽しいもんや(やや強がり)
予定は裏道だったけど、とてもじゃないが
ヒルの海に飛び込むような状態になっているらしいので遠足尾根に変更
ほどほどの傾斜を延々と登りつめる。
アヅーーーーイ!(;´Д`)マジ暑いっ!湿度100%
カッパの外側も雨の雫
カッパの内側も汗の雫
カッパの裾には蛭がつく((( ;゜Д゜)))
樹林帯を抜けると梅雨前線間近の風がボーボー
ガスがグルグルまわってるのが見える
おおおおおおっ!地球が生きてる
でも、寒いっ
止まると汗がひけて寒いがな〜
雨ジャージャー
登山道ビチャビチャの中、山頂に到着
きっと晴れてたらクマ笹の広がる草原のような山頂が
ごっつ気持ちええんやろなぁと思うねんけど、
どーでもええから、こんなとこで休憩するのはやめようよ!
誰や?呑気にパンなんか食ってんのは?
山頂タイム証拠写真だけ撮って口に何か掘り込んでチャッチャと下りようや!
ジッと止まってるのが寒くて何もすることがない犬のようにグルグルと
あたりをウロウロしていると、巨大うんこ発見!
危ないっ(;´Д`)あやうく踏むとこやった!
下り道、Kサンの歩き方チェックが入り、Iサン、Rチャンに羨ましい個人レッスンが始まる
足音をたててドタドタ下りると膝を悪くするし、
膝への負担は登山の登りで体重の2倍、下りは3倍
50キロの体重+衣類3キロ+ザック7キロ=60×3=180キロ
山で使う主な筋肉
1・太もも前部の筋肉 登り下りとも主力筋として働く、この筋力が疲れると下りで膝がガクガクになる。
2・太もも後部の筋肉 登山では体を前に出す動きをする
3・ふくらはぎの筋肉 山では体を上げる筋肉で、トレーニング不足の人はつり易い
ウチは山を始めて間もないころ、山屋の友達に「猫足」と教えてもらったが
「猫足」って何?
詳しく聞くまでもなく、一緒に山に行ったときに見て感じてイメージしてマネてみただけ。
同じく昔からの山屋のKサンに聞いてみたが「猫足」とは聞いたことがないと…
ただ、歩き方からして猫のように足音を立てないと言う意味ではないか?と。
検索ちゃんのウチとしては家に帰ってスグにググる
・絶対に足の音を立てない=猫足
・下りの歩き方 膝を柔らかく曲げつま先から降りて足のスプリングを使い着地の衝撃を吸収
・猫足(膝を伸ばさない)の歩き方
・下りは初心者こそ猫足で歩かなければならないというけれど、そういった歩き方は筋力があってこそである。
・「山のベテラン(山慣れした人)の歩き方は違う・・・」という様な記事を読んだことがある。
それを「猫足」と呼んだり、「省エネ歩き」などと呼んだりしていたが、
どうやらその歩き方は万歩計のセンサーでは検知し難いらしい。
なるほど、最後の文献でもわかるように、万歩計で検知しにくい歩き方と言うのに納得である。
はてさて、蛭は?
予想通り、蛭王子と密かに呼ばれているNサンの手がトップバッター
その後、駐車場について着替えているとカッパやスパッツ、ザックに付いていた蛭にやられる被害勃発
自宅に帰って二日後ぐらいに生き延びていた蛭にやられた人も( ̄_ ̄ i)
ウチもスパッツに付いていた蛭をペットボトルに捕獲
で、ペットボトルをこすると蛭がムクムクと立つ(雄じゃん=Iサン曰く)
ペットボトルハウスで可愛がっていたピーちゃんとルーちゃんは10日ほど生き延びたあと
炎天下にほりだされていたため融けて昇天されました。