メンバーズBlog - 誰がために山に登るのか?
誰がために山に登るのか?
シンプルな問いやね。
答えは決まりきってる。
もちろん、自分のため。
自分の何のために山に登るのか?
それは個々によって違うのも当然。
ウチは自分に厳しく、他人にも厳しく、自分と同じレベルを求めるタイプ。
体力、技術ではなく意識のレベルである。
それが歳とともに丸くなり他人を認めるようになり、
他人は他人、自分は自分と思えるようになった。
そうすることにより、一歩引いていろんなことが見えるようになり視野が広がった。
でも、他人を意識しないことで自分の中のモチベーションが落ち
自分は自分だから、まぁいいっか!と自分に甘くなった。
切磋琢磨する意識がかけてしまったのだ。
これじゃぁ、墓場に足を一歩踏み入れてるようなもんやんか!
水は高いところから低いとこに流れ、所々で水溜りを作る。
その水溜りに生き物が集まり、楽園と化す。
そこに居続けるのは楽しくって楽なのかもしれない。
でも、ウチは楽園から溯上には大変な苦労やプレッシャーがあったとしても
新しい環境と新しい出合い、未知との遭遇に心地よい緊張を感じるのです。
ま、とどのつまりがドキドキわくわくが好きなんですわ。
ハングリーであり、貪欲であり続けられてこそ
ないものを手にする感動が得られるんじゃないかなぁとさえ思うのです。
女子扱いされて、優しくされて、甘えてもいい与えられたものに喜びを感じる馴らされた飼い猫であるよりも
自分の心と五体があるんやから、自分の足で欲しいものは自分で取りに行きたいのです。
と、あくまで理想論ですね(^_^;)
やっぱり、山をやってるからには自分の足で登りたい。
山は創造だから。