メンバーズBlog - 大崩山 & 四ッ岳
山 名 大崩山(2520m) 四ッ岳(2744m)
メンバー Igai , Isoyama
山行日時 2011/3/5 大崩山 天候 快晴
3/6 四ッ岳 天候 曇り
3/5
コースタイム R158久手牧場(8:50) 〜 夫婦松(10:10) 〜 大崩山(12:20〜40) 〜
R158久手牧場(13:55)
登り 3時間20分 下り 1時間15分
前夜までの新雪、快晴の空 最高の条件。 スタートが遅かった為、第三尾根にはしっかりトレースが
付けられており、ありがたく利用させて頂きました。夫婦松からは、スカイラインをショートカットし、3回目の
出合より、猫岳方面へのトレースより外れ、スカイラインを直進し大崩山に向かう。新雪をラッセルし、約1時間
で大崩山到着。槍、穂高等北ア、白山、明日の予定四ッ岳は眼前。すばらしい展望を満喫。
山頂からスカイラインまでの樹林帯のパウダーも最高、思わぬ収穫でした。
夫婦松より 大崩山(左) 猫岳(右) を望む
夫婦松より槍、穂高
スカイラインから大崩山の樹林帯に向かう
山頂直下の樹林帯
山頂より北アルプス展望
白山遠望
四ッ岳
穂高をバックに
パウダーラン
3/6
コースタイム 平湯キャンプ場(6:20) 〜 大滝川渡渉地点(7:40) 〜 2400m(10:30) 〜
山頂直下2700m(12:05〜15) 〜 平湯キャンプ場(14:00)
登り 5時間45分 下り 1時間45分
昨日、大崩山からも四ッ岳に人影が見られ、多くの登山者が訪れたようだ。
しかし、今日は駐車場に1台も止められておらず、我々だけのようだ。
キャンプ場をスタートすると、シュプールが縦横に走っており、ルートを間違える事はなさそうだ。
心配された大滝川の渡渉も、問題なく通過。その後、台地の樹林帯をひたすら登ること、約3時間
ようやく、樹林帯を抜け四ッ岳の基部に到達。出発時に高曇りだった空も、時間と伴に本曇りに。
四ッ岳、大崩山も雲の中、ガスもどんどん降りてくる。その様な中、山頂へ続いていると思われる
沢状の急斜面をジグザグと登る。視界の無い中、2600m付近でスキーでは登れなくなり、
アイゼン登行に切り換える。やがて傾斜が緩くなり、ガスの切れ間より一瞬山頂が望まれたが、
風が強烈に吹き付け、ここまでとする。高度計は2700m。あと4,50mであった。
風の吹き荒ぶ中、準備をし滑降に移る。沢状の急斜面は所々クラストしているが快適に滑り降りる。
渡渉地点までの樹林帯も一応パウダーだが、昨日の好天で重い上、シュプールでずたずた、
それでも、下りは速い苦労しながらも、キャンプ場着。
今日は結局単独行の1人に会ったのみ。嵐の跡の静かな山行でした。
大滝川渡渉地点
2400m付近 樹林帯を出る。
ガスの切れ間に四ッ岳山頂部の岩峰
2700m 山頂直下退却地点
山頂直下の滑降
沢状の急斜面を降りてきました。