メンバーズBlog - 霊仙山ぶらぶらミス3
じっくりと新しい登山靴を探そうと思ってたのに・・・
買ったからには一日でも早くためしたい
ハイキングに行こうって誘ったが旦那にはフラれた。
じゃ、、、どうしよう
誰か行くかなぁ?
今日の明日行こう!と誘ってフットワークのいい人は・・・
いやいや、それよりもドコに行こう
天気も快晴のはずやけど、どうも天気予報はウソくさい
能郷白山か荒島岳か南木曽岳
まぁ、軽く登るなら、このあたり・・・
でも、天気と移動時間を考えるとね・・・
移動は1時間30分以内(そのへんを散歩してくるとカモフラージュするため)
山行時間は4時間程度
北上すると天気は下り坂っぽい
やっぱ、そうなると鈴鹿か・・・
誰か居るかなーーーー・・・・・
悶々と考えてるだけで時間は過ぎていくにしたがって
だんだんめんどくさくなり、
ま、ええっか、
自由気楽に一人で行くべ!と単独行を決めた。
鈴鹿山脈は・・・御在所、藤原、御池、鈴北、鎌ヶ岳、水沢峠
こんだけ登ったことがある
登ったことのない山でアプローチを考えて霊仙山(1,094m)に決定
いつも通りの日常の朝がきて、約束してないと、時間は段々遅くなり
8時ぐらいに家を出るつもりが8時45分になってしまった。
さりげなく『近所の山でブラブラしてくる』と家を出た
ウチにしたら、近所の山だもーーーん
車のナビをセットしたら時計は10時着予定
ランチタイム入れて4時間の行程で2時に下山すれば3時半には家に戻れる予定
んがっ!!!!なんてこった(;´Д`)
名神彦根トンネルで事故渋滞により到着が10時30分になってしまった。
くそーっ!!!!
鱒養所をすぎ、クネクネと山道を車で登り、
すでに車はけっこう止まってたが、路肩を探して駐車
新しい靴を履く
2011年4月30日
霊仙山(1,094m)
榑ヶ畑(くれがはた)コース
標高380mスタート
標高差704m
■ 10:45 出発
■ 10:50 登山口380m
沢伝いに登ると小屋&キャンプ場がある
■ 11:00 小屋
オヤジがストーブをいじりながら登山者を眺めている
『帰りに時間があったらコーヒー飲むね!』と声をかける
だって、250円でめっちゃ安い
でも・・・家からコーヒー持ってきてるねんけどなぁ・・・
まぁ、言葉もご愛嬌
山ですれ違うのは時間が時間だけに登山者は1パーティのみ
ほとんどが下山者である。
稜線にでると、風が巻いてる
ブオーブオー
5合目を過ぎると琵琶湖が見える
スカーっと晴れてたら、ええ景色なんやろなぁ
今日は、晴れの予定だったのに・・・
北は白っぽい曇り、東は黒っぽい曇り
はぁ
天気はさえないなぁ・・・・と谷筋を見ると
おっ!風が見えた!
ガスってもないのに、風なんぞ見えるワケがない
でも、粗い粒子の風が形となって見えたのだ。
今日は、それだけで満足やな。
7合目まであがると、鈴鹿山脈の滋賀よりっぽい、なだらかで広々した雰囲気となる
道標にお猿岩って書いてあるけど、どれやねん!?
と一人つぶやく
虎が池
琵琶湖の形をしているそうや
新緑はまだまだの状態
雪渓もけっこう残ってる。
山頂直前でかわいいマルチボーダーのレギンスを穿いた山女子発見!!!
・・・へーぇ・・・若いおねえちゃんも一人で山に来たんやなぁ・・・
と思って眺めてた。
んがっ!!!!振り返ったその女子は、あきらかに50代の顔((( ;゚Д゚)))
山道具や衣料がいくら、ファッショナブルになったからと言ってもねぇ・・・
ガッカリポイント100点でした。
さて、肝心の靴はいままでのと比べてソールが硬いが、まぁまぁかな
新しい状態で写したかったのに・・・もうドロンコの靴
■ 12:30 霊仙山 山頂(1時間40分)
標高差708m=1時間420m登れる簡単な山ですわ。
※ガイドマップタイムなら1時間350m※
マップタイムは2時間と書いてあったが、こんなもんだろう
お楽しみランチ
簡単に、ご飯、ハム、チーズ、カップスープとお湯をぶち込んだリゾット
が!!!!!!
また、やってしまった_| ̄|○
探せども、探せども、スプーン、箸、コップ、コーヒーの入った袋がない
なんでやねーーーーん!!!
あぁ、、、鈴鹿って相性が悪いのか、、、忘れ物多し!
箸を忘れた時は木や雑草で箸を作るべし!なんやけど、
あたり一面は鹿のフンだらけ
仕方なく、お湯を多めにしてゆるいリゾットを鍋ごと傾げて食べる
最後は指二本で食べる
間違っても左手の指は使いません
マナーですから
ふふふ
はぁ・・・(-_-;)
さぁ、このあと、どうやって下山するか
ほんまは時間があれば周遊して降りるつもりだった。
ウチの足なら2時間だと予想
ピストンなら1時間
うううーーーーーむ
13時か・・・
下山予定はアバウト14時なんでピストンにする。
ウチの横で昼休憩していた高齢登山者達が下りのルートを協議している。
どうやら、周遊したいが、車の回収について迷ってるみたい。
車とは違う場所に下山して
あわよくば、誰か他の登山者に車の置いてあるとこまで乗せてもらおう!
みたいなことを言っている。
聞いてて、微妙にムカつく(ーー゛)
ジジイ、ババアのパーティが、調子のええこと言ってんじゃないよ!
しかも、4人だし
協議する前に下山ルートを聞かれた
お一人様登山者やし、どう考えても車の空きスペースあるもんな
せやけど、ルートとしてはお呼びじゃなかったみたいね。
っつーか、下山スピードが違いすぎて、待つのはイヤヤし
こっちは、時間で動いてる山行だしね。
まぁ、いろんな人がおるもんや・・・と思いつつ、
ウチはさっさと下りはじめた。
■ 13:05
下りはガツガツと小走り
好日のオヤジに『ゆっくり歩きましょう』と言われたが聞く耳もつわけがない!
ひたすら、ドンドコ降りる
バカバカ下りて、靴の状態がどうなるか知りたかったのである。
■ 14:00 小屋
あっと言う間に小屋へ到着
お約束通り、オヤジにコーヒーを注文する
ってか、山頂で飲むはずのコーヒーを忘れたもんやから
どうしても、欲しくなってしもた。
よくある、『自分が店に入ると繁盛する』って話じゃないけど
ウチが店に座ったら、登山者下山者が何人か小屋に立ち寄った
ははは
もしくは、250円やけど、サイフォンで入れてくれる珈琲の香りにつられたんやろか
■ 14:20 小屋を発つ
■ 14:25 下山口
ちゃっちゃと車までもどり、靴をバコバコとはたいてドロを落とす
■ 14:30 出発
さて、靴の状態は・・・
歩き方のクセがあるんやろうな・・・
■ ハイカットの左側部分だけが痛い
登りでは最後まで紐を締めてなかったから、ちょっと気に生る程度だったが
下りでキッチリと紐を締めたら痛くなった
靴紐を最後までしめないほうがいい。
■ なんか痛いなーと思って靴を脱いだら右薬指の間接がスリむけてた
登りではまったく問題がなかったが、下りで足が前に進んでしまい
足グーになったため、クスリ指が靴のノーズにあたったと思われる
靴紐をもっとしっかり締めることで対処できるだろう
ま、とにかく、左右の靴の絞めかたを変えたり、
靴下やら、靴がやわらかく馴染んできたら、大丈夫かなってとこでしょう。