メンバーズBlog - 【9】登ったら下りる>南アルプス物語
【9】登ったら下りる>南アルプス物語
いきなり初実践クライミングだったI藤さんの腕は擦り傷だらけ(;´Д`)
足場のない90度のコーナーを登山靴のビムラムソールと手だけでは不安定やのに
よう登れたと思うわ。
『3人で記念撮影したいね!』
でも、カメラを安定して確保するものがないし、他の登山者は誰もあがってこない。
それぞれパチリと順番コに撮影
変身しそうなウチ
『へーーーーーんしんっ!』
『とおっ!』
Rちゃんの満足げな表情がカワイイ♪
さて、次なる難関は登るよりも降りるときの最初の1歩
これさえクリアすれば、大したチカラやテクをつかわなくても下りられる。
何が怖いか?って、最初の1歩は下降器とロープの間に遊びができてしまい、
テンションをかけずに下り始めるのんってメッチャ怖い。
そのために、捨てスリングを使い、安定した場所に降りるまで
ウチが上からテンションを掛け続ける。
最後にウチが降りるときは、スリングをボルトにつなげて、捨てていった。
残留スリングに命をかけるのはさすがに怖い。
核心部のイチバン下まで降り、チムニーのトンネルになっている場所をくぐると
オベリスクの裏にでた。
なるほど!WEB情報にあった“裏からまわれ!”って、このことか!
ややこしい岩場を登らなくても、裏から回ると簡単に核心部分の取り付きにまで出るのだ。
振り返ると青空にオベリスク
なかなか、気分爽快でございます(ノ´▽`)ノ
時間を忘れて遊んじゃいました。
登ってきたら、下山する。
そんな気持ちはついさっきまで吹っ飛んでいた。
気がついたら、けっこうな時間が経っている。
『おわーーーーっ!さっさと下山しなきゃ』
天気予報は15時から雨
雷雲は出てないにしても、やっぱ雨には打たれたくないもんな。
■ 13:50 地蔵岳 発
下りはマップタイムで3時間45分
遠いなぁ(;´ω`)
下りと言うより、帰り道なのに登りから始まるのがこの上なくイヤ
あぁ、足が重いっ!
地蔵岳と高嶺山は標高差があんまりないくせにアップダウンがある
騙されたような気分やで!まったく
今から目の前に見える高嶺山を越えて下山ってのが辛いわ。
■---------------------------------->続く【10】
【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!
【9】登ったら下りる