メンバーズBlog - 【5】剱立山さんざん>ぶらぶらクライム
【5】剱立山さんざん>ぶらぶらクライム
雷鳥沢につくと昨日とうってかわってチャッチャと設営して温泉〜温泉〜♪
雷鳥ヒュッテの横では、まだしぶとくスキーをやってる人がおった。
ここの温泉は500円で石鹸もシャンプーもついている。
露天風呂にいくには服を着て移動しなくちゃいけないのが難点
ゆーーーーくり入って疲労回復して風呂上りの生ビールでさらに回復グビグビぷっはぁーーーっ
テントに戻ると昨夜呑めなかった分も呑んで食う
そして寝る
山ではやることがいたってシンプルだ
空がうっすら明るくなってきたころに目を覚ます。
午前4時や・・・あと五分、あと五分と寝てしまうが、ぼちぼち起きる。
買ったときは美味しそうやったのに、いっそう不味そうにみえるパンを食べる
テント内が赤みを帯びた明るさになりモルゲンを期待したが天気が晴れただけでもヨシとするか。
最終日となった7月16日の月曜日(晴れ時々ガス&2500m以上はやや強風)
代替案の奥大日を回って称名の滝よりバスで立山駅に向かう予定
8時間行程
休憩をたっぷりとってボチボチまったりしても15時50分のバスに乗れるだろう。
雷鳥沢を撤収して5時半ごろ発つ
見上げる稜線まで30分とマップに書いてあるがウソくさい(^_^;)めっちゃしんどそう
雷鳥沢の橋をわたり、昨日、つくった白い雷鳥をチェック!
融けたのか、つぶされたのかわずかにその痕跡を残しているだけやった。
ゆっくりと踏み出し雪渓を登る。
息もあがらないし、初日よりずっと楽や
3日も山におったら普通はだんだんしんどくなるやろうに、だんだんと楽になる。
なんでやろ?
登りはイヤヤなぁと思いながらも、止まらずに登っている内にちゃんとマップ時間内に稜線へでた。
さっきまで居た雷鳥沢のテン場からクリーム色に染まり白煙をあげる地獄谷、雄山から続く稜線
反対側には剱岳の全容が見えたり隠れたり。
荷物は少々重いけど、脚にくる重さではなくなっていた。
肩はちょっと凝るけどな。
お腹が空いてクークー鳴り始めるのも調子がいい証拠
ザックが軽そうな年配の団体にも抜かされるぐらいブラブラと登る、降りる。
時間に余裕がある、競わないってええなぁ
それに、前にも後にも大人数が付かれるってめっちゃストレスやもんな。
『奥大日ぐらいはピーク踏んでおこうか』と、ぶらぶらまったり登山
風は相変らず強いが初日のことを思うと、こんなのそよ風やな
アイゼンが要らない程度の雪渓をなんども通過する
それでも気を抜くとスルスルと落っこちそうや。
面白そうな岩がゴロゴロとした福寿園の手前も雪渓があり
クライミングしたいなぁ
ここならボルダリングかぁ〜
で、
雪渓がめんどくさくって岩をまいて登ったら、こりゃ大変( ̄▽ ̄;)
登るのは簡単
でも、クライムダウンをしようと思ったら、岩がかぶってて足もとが見えん!
ほんの数メートルのことやけど、めっちゃ怖いがな!
スタンスを探す足がブラブラやん。
クライミングシューズやないから、足で岩をつかめないし。
緊張しながら下りたものの、着地地点は20センチほどの斜めになった岩の上
しかも!アイガー北壁のようにわずかに足が届かへん(;´Д`)
飛ぶのか!?
飛ぶ
滑落するような場所やなくても着地に失敗すると岩の隙間に落っこちてケガやな。
あーやだやだ
たぶん10センチぐらいのことやったと思うけど、それでもヤダ
着地したときにバランスを崩した場合のたてなおしもイメージしてチョコンと降り立った
ふーーーーーーε=(´∀`A)
クライミングしたいと思った通りの遊びができたもんや(^_^;)
ちょっとのことやけど、筋力バクハツで短距離のごとくフーフーと息があがった。
あとは大日小屋を経て、ずーーーーーーっとダラダラと下るのみ。
■---------------------------------------------------------------------->続く【6】