メンバーズBlog - 【6】剱立山さんざん>物見遊山見参
【6】剱立山さんざん>物見遊山見参
大日平小屋まで果てしなくつづくウネウネ道
その向こうにそびえるのは薬師岳かな
とにかく長いっ!
そして暑いっ!
黙々と小屋での生ビールを目当てに下るのみ。
小屋直前の木道で富山湾をながめつつビールを呑んでる登山者発見
『ええなー!』と生唾ゴックンしながら目の前の小屋にかけこみ『生ビールちょうだい!』
湿気てたテントを干したり、靴を脱いでくっさい足を干したり
まったり1時間の大休止(*^v^*)
まだまだ下りは長いけど、もう時間は読めるもんね。
それにしてもビールを呑んだぶんだけ、高度が下がったぶんだけ激暑(-_-;)
汗がダバダバでてくる。
途中、クサリやらハシゴやらザレ場もあるがなんてことない。
あとちょっと、蒸し蒸しと風の通らない草ボーボーの登山道をも下る。
歩きながら噴出す汗を袖で拭いたり、手にもったピッケルのループを直していたりしたんやろか
ふと、気を抜いてダラダラと歩いてたら・・・
『あっ!』
片足を草ボーボーのとこに踏み出してしまい
もう片足でふんばるつもりが両足とも落ちちゃった((( ;゜Д゜)))
『あはははは!踏み抜いちゃった』
両肘から先が登山道に残ってたから、これ以上は落ちないし自分であがることもできる。
せやけど、手にもってたピッケルは何の役にもたってへん。
手につながって登山道に横たわっている。
草がボーボーしているからよくわからんやろうけど
実際に落ちてみて、けっこう急な斜面やわ。
これが何にもない岩場やったら恐怖感満載やろなぁ
なんて呑気なことを考えとらんと、ちゃっちゃと上ろうや!
大日平から落ちた時以外は足を休めずノンストップで称名の滝まで下山
15時のバスに間に合うかなぁとがんばってみたものの5分までは厳しいやろ(^_^;)
それでもトットコトットコとバス停までカキ氷やソフトの誘惑に打ち勝ち急ぐ
もう15時だ!アカンか!次のバスは50分後やで。
と思ったらまだバスが止まってる。
『待ってぇぇえええーーーーーーっ!』とバスを止めに走る
・・・う〜ん、毎回、バス停まで走ってるような気がする。
立山駅で抹茶ソフトを食べ、近所の温泉に入り、富山駅まで遠征して
“大喜”の富山ブラックを食べる。
独特の古めかしい壁ごしカウンター席の店。
それにもギョっとしたけど、スープの黒さ塩辛さもハンパない。
めっちゃ塩辛くってスープは飲まれへんがな!シナチクもチャーシューも辛い
でも、麺の固さは美味かったな。
源次郎計画がポシャってしまい、気分はすっかり萎え萎えで物見遊山に方向転換
時間に追われなず立山を参って見た楽しいブラリ山旅でした。
さてさて、初日にバテた原因はズバリ睡眠不足やな。
いろんな山行を思い出してみて、睡眠不足のときは必ずバテてる。
脚にズーンとくる重さっていったらホンマにえらい
気持ちはあっても足があがらへん。
ウチのバテるって言うのは疲れじゃなく、初っ端から
「今日は登れないな」ってのがわかるような足の重さ。
前は家で寝てないときは移動の車の中で寝るようにしてたけど
最近はしゃべりたおしてしまうからなぁ(^_^;)
と、自己分析しているようでありながら、バテたことは事実で
思いっきり情けない言い訳なのデス。
こんどの山行で睡眠をちゃんと取ればバテないか実験してみよう!
■---------------------------------------------------------------------->おしまい