INFORMATION
↓クリックしてね↓
人気ブログランキングへ
■ ブログカテゴリ
検索
ブログ カレンダー
« « 2019 6月 » »
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

■ ブログカテゴリ
ブロガー一覧
  • カテゴリ あんな山こんな山 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

メンバーズBlog - あんな山こんな山カテゴリのエントリ

【10】極上の一杯のために>南アルプス物語

シトシト雨が降り始めた。
天気予報通りか。




このまま降り続くのか?と思いカッパを着たら晴れてきた。

どーゆーこと?
自称“晴れ男”のI藤さんのパワーらしいわ。


“晴れ男”からもらった青梅と青空のコラボを味わいつつ
カッパを脱いで先を急ぐ。
ミストのような雨がほてった体を気持ちよく冷やしてくれた。

■ 14:45 高嶺山 着

全体的に薄いガスが流れていて雲も低くて雷雲の発生しそうな環境ではない
でも、何があるか分からんし、雨がドカっと降る前に樹林帯に入りたい。





傾斜のゆるい上部のゴーロはハイマツがひろがり、
雷鳥が食い散らかしたハイマツの実が山積みになっていた。


まだ目の前の山に登らなきゃいけない、辛抱や!と思ってガッツを入れなおしたら
見覚えのある白鳳峠に辿りついた。
『やったー!これで、あとは下りだけや!めっちゃウレシイやん』


白鳳峠から下はキツイ傾斜のゴーロ
リズムよくトントントンと駆け下りる。
ウチはクダリスト
※クダリストとは下山が得意な山屋さんのこと。多分、絶対、造語

ストックの使い方もすっかり板について、なくてはならない相棒となった。
ストックのおかげでバランスに安定感が増し、転倒防止に踏ん張らなくてもよくなった。

今までは『ストックなんか邪魔!荷物になる』って豪語してたのが
一気に推奨派に寝返った。

しらびその樹林帯に入ると濡れた梯子や橋を渡り、ガツガツと降りる
『早月尾根の日帰りピストンのほうがラクだった』とRちゃん

確かに、それぐらい厳しいルートや
何て言っても整備の具合が違うし、急登部分の距離も違うように思えた。


ただ、ウチは『地蔵岳のほうがラク』やと思った。
『あの時は自分のペースで下りられない&時間疲労&精神的荷物が重かったからねー』


沢の音は早くから聞こえども、なかなか下山口には到達しない。

『もう、水を飲むのは控えよう』とビールの美味さアップをもくろむI藤サン
『ビール!ビール!生ビール』と、ウチも水分を控えた。





ほどなくして、アスファルトが目に入った。
『キタ━━(゜∀゜)━━!!!! 人里&人間のニオイ』

テンションUP↑UP↑スキップで登山口に到達&ハイタッチ


■ 17:40 広河原着


いの一番に小屋で生ビールを注文し
オベリスク登頂と無事下山を祝って
『カンパーーーーーーーイイ』






ゴキュゴキュ呑むといっきに酔いが回ってグルグル最高

■---------------------------------->続く【11】

【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!オベリスク
【9】登ったら下りる
【10】極上の一杯のために

 

【9】登ったら下りる>南アルプス物語


いきなり初実践クライミングだったI藤さんの腕は擦り傷だらけ(;´Д`)
足場のない90度のコーナーを登山靴のビムラムソールと手だけでは不安定やのに
よう登れたと思うわ。




『3人で記念撮影したいね!』
でも、カメラを安定して確保するものがないし、他の登山者は誰もあがってこない。

それぞれパチリと順番コに撮影


変身しそうなウチ

『へーーーーーんしんっ!』

『とおっ!』

Rちゃんの満足げな表情がカワイイ♪


さて、次なる難関は登るよりも降りるときの最初の1歩
これさえクリアすれば、大したチカラやテクをつかわなくても下りられる。


何が怖いか?って、最初の1歩は下降器とロープの間に遊びができてしまい、
テンションをかけずに下り始めるのんってメッチャ怖い。
そのために、捨てスリングを使い、安定した場所に降りるまで
ウチが上からテンションを掛け続ける。






最後にウチが降りるときは、スリングをボルトにつなげて、捨てていった。
残留スリングに命をかけるのはさすがに怖い。


核心部のイチバン下まで降り、チムニーのトンネルになっている場所をくぐると
オベリスクの裏にでた。

なるほど!WEB情報にあった“裏からまわれ!”って、このことか!
ややこしい岩場を登らなくても、裏から回ると簡単に核心部分の取り付きにまで出るのだ。





振り返ると青空にオベリスク
なかなか、気分爽快でございます(ノ´▽`)ノ
時間を忘れて遊んじゃいました。



登ってきたら、下山する。
そんな気持ちはついさっきまで吹っ飛んでいた。
気がついたら、けっこうな時間が経っている。


『おわーーーーっ!さっさと下山しなきゃ』
天気予報は15時から雨
雷雲は出てないにしても、やっぱ雨には打たれたくないもんな。


■ 13:50 地蔵岳 発

下りはマップタイムで3時間45分
遠いなぁ(;´ω`)
下りと言うより、帰り道なのに登りから始まるのがこの上なくイヤ


あぁ、足が重いっ!


地蔵岳と高嶺山は標高差があんまりないくせにアップダウンがある
騙されたような気分やで!まったく
今から目の前に見える高嶺山を越えて下山ってのが辛いわ。



■---------------------------------->続く【10】

【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!
【9】登ったら下りる

 

【8】頭で攀じれ!オベリスク>南アルプス物語


最低限の道具を最大限に活用する

実のところ、こういったことに頭を使うのが好きなのです



まずはハーネスの代わりにスリングを肩から幼稚園バッグのように斜めにかけて
8の字にねじって反対側の首と肩へかけると不思議なたすきがけの出来上がり。


胸の前中心にビナをつけ、残留ロープとアッセンダーを設置する。
これで、ロープに大きなテンションさえかけなければ最低限の確保はできる。


何本(5本以上)もブラさがった残留ロープに頼って登る人も居るかもしれんけど
さすがにヤバイでしょ。


二人は確保できたとしても、ウチのぶんの道具がないっ!(>_<)
岩のグレードはようわからんけど、
クラックにジャムが効けばフリーで登れる

でも、いやや。

何本もブラさがった残留ロープがクラックをふさいでしまって
ロープをどかしてジャムをはめなきゃアカン
めっちゃ手間取るし(-_-;)


で、どうやったかと言うと、アッセンダーのかわりに
持ってきた8mmロープで残留ロープにつけてブルージックをすることにした。
どっちにしろ、テンションかけずに登るつもりではあるが、何が起こるかわからんもんね。

と、えらそうなことを言いつつ…
実は、ジャムをせずに片手はロープを使わせてもらいました。


お手本登りが必要でしたから( ̄∀ ̄)


花崗岩はザリザリつるつるで本来ならクラックしかホールドのない
グレードの高い岩、オベリスクなのに
片手片足部分は人工的に岩を削ってあるとこに置くことができます。


人工的ってどうよ!?と思うけど
まぁ、ロープがダラダラとブラさがってるんやからね。
なんでもアリなんでしょうね。




※つっぱって休憩中
それでも、久々の岩登り!楽しかった(ノ´▽`)ノ





次ぎにRちゃん満面の笑みでクリア
※本人談によると、躊躇してたらしい。

上でセルフビレイをしたのち、アッセンダーを外して安全な場所に移動


最後にI藤さん
腕力だけで登ってくるだろうと思ったら、最後のひと登りのところで
アッセンダーをあげすぎてしまって岩の上に乗りあがれきれない。
(ウチがもうちょっと早くストップかけれてばヨカッタ)


これは、経験した人ならようわかると思うけど、ほんまに動かれへんねん。
しかも足場もなくなるし、岩の角にくの字になって上半身が乗ってるだけのようなもの。
こりゃ、マントルしてもらうしかねーな


※マントル
壁の頂上にはい上がる動き。手のひらで頂上をパーミングしながら、足で上っていき、
上半身が壁の上にきたくらいで、ハイステップの要領で立ち上がる




Rちゃんのときと同じく、上からセルフビレイをとり、
お腹の下になったアッセンダーをはずし
ロープをつかみつつ、腕立ての要領でグイグイっとあがってもらう。
普段から鍛えてて100回ぐらい腕立てできそうなI藤サンやから出来たんやと思う。


フッヒーーーーっ!!!!ε=(´∀`A)フゥ〜〜 d


見事、3名でオベリスク登頂成功



■---------------------------------->続く【9】登ったら下りる

【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!
【9】登ったら下りる



オベリスクの上から下界を望む


【7】さぁ、どうする?>南アルプス物語



■ 11:35 地蔵岳(2764m)着


そして目の前にそびえるは本日のメインイベント
オベリスク

ウチらの到着を待ってか?
ガスが晴れてきてオベリスクの全容があきらかになる\(≧▽≦)/

イメージしていたよりも、けっこう大きい
遠くから見るとウワサ通りのチューリップスタイル





手乗りオベリスクポーズを撮ってみる。
荷物をデボして登攀道具だけボディにかける。

ザラザラの花崗岩をヨジヨジと核心部の手前まで登る。
ネットでチェックしたら、裏に回れって書いてあったから
グルっと覗いてみるが、登りやすそうなとこはドコにもない。

うーーーーーん?

前にまわって核心部の前でトップを見上げる。




岩の状態は瑞浪の秀則のような約90度のコーナーで高さが4-5mぐらいかなー?
コーナーがクラックになっているから、そこに手を入れて
ジャムジャム忍者登りするのが正解だろう。


でも、それは安全を確保してが前提
もとより、キケンなことはするつもりもないし、
3人でオベリスクの上に立ちたい気持ちがイチバン優先


さぁ、困ったのが道具とメンツ

クライミングができるI部クンが来なかったおかげで、
ウチひとりで二人をサポートしなくてはならない。

しかも、できる限り道具はナシで。


■ 登攀道具 ■ 重さ910g
・スリング240cm×3本
・捨てスリング×3本
・8mm×50cmロープ×1本
・アッセンダー2つ
・ATCを1つ
・エイト環を1つ
・ビナ3つ





頼りになるビレイヤーがいない状態なのに、頼りになる道具の
ハーネス、ザイル、フレンズを持って行きたくなかった。



あるのはヨレた残留ロープのみ


さぁ、どうする!!!???


I藤さんはクライミングをやっていなくても、腕力脚力運動神経がある。
Rちゃんは外岩で特訓済み。でも花崗岩の垂直を登るのは相当難しい。

アッセンダーと下降器(ATC・エイト環)を貸してしまうと、
ウチはフリークライムとなる。


さぁ、どうする!!!???




■---------------------------------->続く【8】頭で攀じれ!


【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!

【6】上々下々>南アルプス物語

カテゴリ : 
あんな山こんな山
執筆 : 
 2011-9-8 11:36

【6】上々下々>南アルプス物語




景観も開け、陽もさし、対面の北岳と二俣の雪渓が見え隠れする。






『ゴロゴロゴーロ』と言いながらピョコピョコ登り、
いかにも、ココで休憩してね!とベンチ状に木が置いてあるところで
小腹もすいたから一服。




自分が持ってきた冷凍豆大福でも食べようかと思ったら
『2つありますよー』とRちゃんが美味しそうな冷凍フルーツ大福を出してきた。

半解凍で食べるのが激美味らしい
残念ながら融けてしもてたけど、まだまだ冷たい食感と
小さなミカンがまるごと入ってクリームと甘さのコラボが最高



※すいません、歯型がつていますね(;´ω`)


『もしや、作戦?2個で500gぐらい荷物が軽くなってない?』
『ふっふっふ(^ε^)♪このフルーツ大福は養老軒よりも重いんだって』

Rちゃんの荷物はペットボトル1本分の重さダウンして、
それぞれの腹の荷物はアップした。
気分もアゲアゲアップしたとこで、再出発

ゴロゴロゴーロを登りつめると、やっと白鳳峠

■ 09:55 白鳳峠 着




『よしっ!稜線に出た』と思ったものの、ここは峠
峠ってことは・・・
( ̄□ ̄;)ガーン
まだまだ目の前には登りがギッシリ続いている。

地蔵岳(2764m)に行くまでに高嶺山(2778m)を越えなくてはならなかった。
白鳳峠からおよそ300mの標高差を登りつめなくてはならない。




ここからは気持ちのいい稜線歩きをするつもりやったのに…はぁ
ゲッソリした気分サゲサゲで“足を前に出せばそのうち着く”と言い聞かせながら登った。
“このあたりで、ゴロゴロと空が泣いてきたら中止できるのに”
ちょっと弱気になるステージでもあった。


せっかく登ったのに下りるアップダウンがイヤ(>_<)
汗だくになった首に巻いている手ぬぐいをヒラヒラさせ気化熱で首周りの涼をとる。
ある意味、フケツ!(^▽^;)

ガマンを重ねつつ、やっとこさ高嶺山(2778m)登頂


■ 10:50 高嶺山(2778m)着




『ウヒーっ(;´Д`)チカレタベー』とウチ
『昼寝したいー!』とゴロンと寛ぐI藤サン
完徹で運転してくれたんやもんなー(;´ω`)

でも、ここからマップタイムなら40分程度で地蔵岳や!
近い!近い!
んがっ!?
近いってことあらへんかった。
たいしたことのない岩陵と地蔵岳特有の白いザレ場を抜けて行くんやけど、
これまた、アップダウンがあり、少々ガスってて地蔵岳の山頂が目視できへんから
気分的に萎えてしまってものすごく長く感じた。





『グサっ』
ダラダラ歩いとったら、ハイマツの枝で足を刺してしまうし(-_-;)
『イデデデっ』

『こんなとこ、二度と通るか!』と言っても帰りは通らなくてはならない
気合を入れなおして、すり鉢状の急坂をすべり下りるように通りぬけたら、
真っ白な丘にでた。


キタ━━(゜∀゜)━━!!!!

おびただしい数のお地蔵さん


■---------------------------------->続く【7】

【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?


 

【5】鬼坂>南アルプス物語

カテゴリ : 
あんな山こんな山
執筆 : 
 2011-9-6 16:28

【5】鬼坂>南アルプス物語

本日のメインイベントは地蔵岳のオベリスクちゃん
WEBサイトでオベリスクをみて
『ウチもあのテッペンに立ちたい』たったそれだけの目的でココにきたわけだが
I部クンが来ないってことは、ウチひとりで二人をサポートしなければならない。
少ない道具で、どうやってオベリスクに登るか?
そこが悩めるところだったのです。


ハーネスもザイルも持っていきたくない
だったら、どうする?
いかに最小限の道具かつ軽量化を計りつつ安全に登れるか?

今回の最大のテーマ&チャレンジや
何をどう使ったかは後ほど…


■ 07:15 広河原 発

広河原のつり橋を渡り、10分ほど歩きながらこれから自分たちが登る斜面を横目でみる
『なんか、ヤバくない?』
『どうみても鬼急登だよなぁ』





■ 07:25 白鳳峠登山口
左に北沢峠、右に広河原、山側に白鳳峠と書いた道標が登山口となる。
白鳳峠への入り口から覚悟を決めて登山道へいざ侵入
ここは地図で見ると短い距離なのに尾根までが3時間20分の登りで下りが2時間
この時間差からも読めるように、めっちゃ急登だって言うのがわかる。
等高線もバリ横線タップリ(;´Д`)

それでも『行く』と決めたからには『ヒッヒフーゥ』と登るのみ




※悪い例※撮影時に足を梯子から出してはいけません(ウチもやったけど)笑


北アルプス三大急登と言われる剱岳の早月尾根にこの前、登ったばっかりやけど
どう考えても、こっちのほうが、キツイ斜度がいつまでも続く鬼坂や

それに、ガイドブックに書かれているほど悪路ではないが、
歩きにくい登山道であることには違いない。






倒木の間をすり抜け(リンボーorハードル)
今まで邪魔者扱いしていたストックも今日で2回目の使用
さすがに階段では邪魔になるが、だいぶんとその扱いに慣れてきた。






                                                                                                   乳の出る乳茸は食えるって


樹林帯の中は濡れてすべりやすい木の根っこや倒木
お花よりもキノコの宝庫だった。
怪しいキノコがいっぱい
『食べられるよ』と言われても食いたくねーーーー!





木々の間が少し明るくなっても、なかなか尾根には到達せず、
苦しい登りの連続である。
急登一辺倒のしらびその樹林帯をぬけると、サーっと視界がひらけた!


『なんじゃこりゃぁ???』


見渡す限りのゴロゴロの大きな石だらけ


ふと、地図に書いてあったコメントを思い出す。
『そういや、尾根の下はゴーロって書いてあったわ。
ゴーロってなんぞや?山岳用語かな?と思ってたけど、
もしかして、このゴロゴロのこと?』



まさに、ザレ場→ガレ場→ゴーロ
そんな順番で石の大きさが表現されている。






■---------------------------------->続く【6】

【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂

 

【4】天然ブリの開き>南アルプス物語

ギリギリまで計画が二転三転状態
最終決定したウチらの計画報告をしなきゃ!と思っていたら
ゲゲゲっ!( ̄□ ̄;)
『I部クン、Eちゃん 鳳凰三山、北岳、間ノ岳に変更
I部クン、Eちゃん、I藤サン、Rちゃん、ウチ 石鎚山、剣山に変更』

と、報告があがってきた!

つまり、I部クン、Eちゃんは3日間で鳳凰三山、北岳、間ノ岳、石鎚山、剣山に行き、
I藤サン、Rちゃん、ウチは石鎚山、剣山に行くことになってるやん!
なんでやねーーーーーん???!!!

まったくもって意味不明┐( ̄ヘ ̄)┌

“テニオハ”と“5W1H”が文面に入っていないから内容が支離滅裂

日本語ってすごく難しい。
特にメールやと話口調のまんま打ってしまうと誤解を招くことが多い。

メールを流した本人は気がつかない可能性はあっても、
Eちゃんの相方となるI部クンからツッコミが入るだろうと様子を見ていたら
会長より『3日間で四国と南アルプスに行くんかい?どないなってんねん?』
と、早速お咎めがアリマシタ((+_+))


後々聞いてみたら、文面の間違いにはまったく気がついていないどころか
『会長は南アルプスパーティのことが心配だったんだね』
Eちゃんの食えない天然ぶり
っつーか開き直りっつーか、
ブリの開きは食えないっちゅーの!

ぎゃはははは


こんな話題を大量に放出してくれるEちゃんは
ウチにとってオモロイ話のネタとなる楽しい時の人です♪



南アルプスへの出発は金曜の午前0時30分
少しでも早く家事を終えて仮眠しようとしているのに夕食後になって
『ママー♪クッキー作ろうよぉ』と娘にせがまれ、
基本的に独りでやらせようとしても、いちいち呼ばれる。
『これ、どーーーすんのぉーーーー?』と(-_-;)
ウチの勝手で遊びに行くんやから、なるべく笑顔で対応(やや引きつり気味)


そんな娘やけど、冷蔵庫に貼っておいた出発準備メモには
『ママ、これあげる』とクッキーが挟んであった(^ε^)♪かわいい娘です。

入れても増えないポケットにクッキーをしのばせ家を出た。

車は夜道をガンガン走らせ芦安駐車場に到着
車の中で少しだけ仮眠をして空が白んだころに起きると路面は濡れていても青い空が見える。




初の南アルプスや
前日の夜まで天気の動向を調べまくったが、実際にはどう動くか?
台風の影響もあるやろうから、なんとも言えない。
雨よりも怖いのが雷
日本全国の山域に前日まで雷注意報がでまくっていた。

少しでも雷の気配があれば、素直に撤退するつもりもあった。
ヨコに走る稲妻はもう二度とゴメンや。(圧巻するほど自然のパワーだから見たいけど)




出発準備を済ませ、芦安駐車場から乗り合いタクシーで
30分ほど狭い道をかいくぐりながら広河原まで移動する。



■ 06:30 広河原 着





ブワンブワンと揺れるつり橋を渡り、
小屋にテン場のチェックイン&生ビールの確認(要必須)
トイレは洋式水洗でキレイ
水場もキレイ

早速、テントをみんなで張る
結局、共同装備のモンベル3-4人用(3キロちょい)を持ってきた。
ほんま、山用のテントってシンプルかつコンパクトで設営が簡単
でっかいレジャー用のテントは高さがあるから、それだけで大変。




設置が完了したら、余分な荷物をテント内に置き
日帰り登山装備&オベリスク登頂道具をザックにつめる。



『さぁ、打倒!オベリスク』





■---------------------------------->続く【5】鬼坂
【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
 

【3】問題の大安売り>南アルプス物語

問題とはなんぞや?
 

5人全員が地蔵岳、北岳にしたのはええけど、Eちゃんは荷物を持てない。
ガッツリと脚力をあげてきたRちゃんは問題なし。
でも、Eちゃんはせいぜい小屋泊程度の荷物しか持てない?もったことがない?
 

I藤サンのテントは2-3人
I部クンのテントは1-2人

テントはザックの置き場のやりくりをして4人が限界

男子がテントを担いで、女子が食事を担ぐといった構図が生まれるが
Eちゃんの荷物が重くなるとバテるのが目に見えている


『共同装備の3-4人テントを女子も分担するならEちゃんもテントに泊まれるよ』
I部クンのシビアなお言葉に無言でRちゃんと二人、首を横にふる。
ムリムリ

パンツの着替えさえ持って行こうか悩むぐらい1グラムでも減らしたいのに
荷物の分担をしてもらえそうにないEちゃんをお客様状態で
テントに入れてあげられるほど甘くはない。

4人はテント泊になるが、Eちゃんは小屋に泊まってもらうしかないのです。
独りでかわいそうとか思うかもしれんけど、
他人の分の荷物を持てるほど自分には体力もない。

『あなたは何が分担できますか?』と聞かれて
『スマイル0円』では困るのです。




北岳山荘で人を乗せていくヘリ
なんやったんやろー?



問題はまだある。

出発は木曜日と金曜日の境目の夜中
現在MTGしているのは水曜日の夜

増えた人数の食事を今さらどうやって増やすか?

たった1日でも仕事を休むための繰り上げ業務、
残していく子供達の都合を確認して
金曜日の夕飯の作り置きや家事を片付けていく
激務のワタクシなのです。
今さら買い足しに行く時間なんかあらへん


I藤サン、ウチ、Rちゃんの3人分までは想定して準備してあり、
テントを担いでくれるI部クンぐらいの分はなんとか家にあるものと
Rちゃんが手持ち食材を持ってきてくれると言うことでクリア


これでチカラに応じた仕事や荷物の采配完了かな。

水曜の夜のうちに食材も含めたパッキングを完了し
出発日である木曜は仕事と家事でてんてこ舞い(;´ω`)


…のところへ、Eちゃんから不参加メール
やっぱ、天気と体力が不安とのこと

…のところへ、I部クンから『Eちゃんと石鎚山、剣山へ行きます』とメールが

『ええええええええーーーーーーっ!』

別にかまへんけど…食料1人前を追加するのも面倒やったけど、
もうパッキング済みの食料から1人前を出して食品庫や冷蔵庫に片付けるのんって
めんどくせーーーーーーーーんだよぉぉぉおおおおおっ!

『もうっ!オネーサマにビールをお注ぎしなさい!』と
一喝(笑




北岳二俣上空を旋回するヘリ
なんやったんやろー?



■---------------------------------->続く【4】
【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り

 

【2】まったくどーすんの?>南アルプス物語

南アルプスってバスに乗り換えや、なんとなく遠くてメンドクサイってイメージがあったが
いつかは行ってみたい山であることは間違いない。

天気から逆算して、狙えそうな山は鳳凰三山、甲斐駒、北岳、仙丈、間ノ岳
この中で自分が魅力を感じる山は鳳凰三山の地蔵岳オベリスク
そして日本最高峰2位の北岳(ミーハーやけどおさえたいポイントやね)

北岳と地蔵岳の2山をクリアしようとすると地図上では
緑色の標高と濃いオレンジの標高を登ったり下りたり登ったり下りたりする。
『えええええーーーーーーっ!?』

マップタイムだけをみれば、広河原(1520m)をベースキャンプにして
一日目に地蔵岳(2764m)登り5時間25分 下り3時間45分 ピストン合計9時間10分
二日目に北岳山荘5時間40分 行けたら間ノ岳までピストンで+3時間
三日目に北岳山頂(3193m)と下山5時間40分

地蔵岳1244m
北岳標高差1673m


机上では大したことはないはず…
早月尾根だって標高差2200mを1日でピストンできたもん
の、はずだったのに…
山をナメちゃいけません!
いろんなキケンや想定外が含まれているものなのデス(激汗




さて、北アルプスの雨天は確実となり、ウチの中では南のイメージは出来上がっていた。
テント泊食は槍ヶ岳に行くつもりやったから2-3人前はすでに準備済み
I藤サンは南アルプスチーム、Rちゃんはどうやろ?
『テント泊したい』って言ってたしなぁ

残りの二人はどうしたいのか?
どないするつもりなんか?
メールにすらアクションがないのでワケワカメ┐( ̄ヘ ̄)┌


っつーことで、強制的にMTGコメダ

ウチがコメダに到着した時、
既に、Eちゃん、I部クンは四国ツアーで話が盛り上がっていた。
I藤サンとウチは南アルプスに決定。
そこに遅れてやってきたRちゃん

さぁ、どうする?どっちに転ぶ?

『コッチに来たら手作りベーコンが食べられるよ』と食い物でRちゃんを釣る






槍ヶ岳にしろ、南アルプスにしろ、山グルメの仕込みは一週間前から仕込んであったのデス!

山で食えない高カロリー高タンパクの肉が食いたい!
山で食えない野菜が食べたい!
で、
豚バラ肉を塩と胡椒で二日ほど熟成させ紅茶を香りづけにして低温で焼き上げるベーコン
お好み焼きを調理して一口大にカットして冷凍
冷凍できる生野菜も準備
つぶれず日持ちする野菜
水場を考慮した食材
なるべくガスが少なくて済む調理方法
移動に合わせて軽さ重さも考える

やっぱ、できるだけ美味いもん食いたいもんね(^ε^)♪


山で初テント泊がしたかったRちゃんは
『南アルプスへ行く』と言い、オベリスクが載った本をひろげた。
それを目にしたI部クン
『いいねー』と、四国からあっさり手のひらを返してきた。

彼はクライミングのたしなみがあるんで、
やっぱ、そういうのを見るとビビッ!ときたようやね。


※左端に見える人間が小さいっすね


四国案がなくなってしまい、当然、Eちゃんも同じコースに来ることになるが…
南アルプスは厳しいかも?
『あ、今回はボクがサポートしますから』とI部クンの言葉に一安心
『ほっ=3』

基本的に2パーティに別れてもOKとして、5人で地蔵岳&北岳を目指すことになった。


でも、まだ問題は山積み
ああぁ、本当に山積み
ひと山ナンボで買ってくれへんかな?



■---------------------------------->続く【3】問題の大安売り

【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!オベリスク
【9】登ったら下りる
【10】極上の一杯のために
【11】ツタンカーメン発見
【12】牛歩
【13】見る
【14】蜜の味の北岳
【15】パーティ
【16】ドラえもんザック
【17】どんな色が好き♪
【18】完食完登
【19】最高の遊び
 

【1】山探し>南アルプス物語

カテゴリ : 
あんな山こんな山
執筆 : 
 2011-9-2 22:20

“南アルプス物語”2011年8月26日27日28日


【1】山探し>南アルプス物語

『今年の夏はお盆休みがないっ!
ふんがーーーーーっ!!!
あーーーーーーーーーっ!!!
なーーーーーーーーーっつヤスミ!』

お盆休みがないことをいいことにシメシメと月末に休みを貰うことにした。

3日間あるなら、ドコに行こうか?
八ツ峰、源次郎尾根、北鎌尾根、谷川岳、ええええーーーっと
1泊では行けないルートに行きたい

1番の候補は源次郎尾根やったけど、メンツが居ない( ̄▽ ̄;)
『むむむっ』困った( ̄▽ ̄;)

それでは、月末に槍ヶ岳を目指すパーティが出るので、それに便乗しようではないか!
槍ヶ岳パーティはEちゃん、Rちゃん、I部クン
Eちゃんが“5キロ痩せたら御褒美”の槍ヶ岳山行なのです。
そのサポートをかって出たのがI部クン

ウチはEちゃんに寄り添った早月カモシカ山行の苦い思い出もあり、
内心、“I部クンもようやるよなぁ”と思った。
いや、はっきり口に出して言ったな。
『大変やで』と…
がははは

シンプルに槍ヶ岳目指して2泊3日でまったり登ればいいのに
多分、マップタイムだけを見て双六から西鎌周りの槍ヶ岳登頂を考えたんやろうけど
一日目7時間30分延々と登って
二日目は西鎌尾根から槍ヶ岳の登頂ピストンを含めると6時間
三日目は飛騨乗越から下りて7時間弱だったかな。
(すべて休憩を含まず)

槍ヶ岳を目前に尾根を突き進めるって贅沢なモデルコースやね
ただ、1日目に頑張りすぎたり、天候悪化したりすると
メインの槍ヶ岳を断念するようなことになったらもったいないなぁと思っていた。

おっとっととのおっとっと!自分の山行案は
北鎌尾根から槍ヶ岳を目指し、新穂高への下山ルートで新穂高の駐車場集合。
あわよくば肩の小屋で合流できるかもね。
当然、山と高原マップにガイドコースとして載ってへんから
ネットで情報をかき集め、ルートやマップも収集
水場に食計画まで練ったのに…
もちろん、詳細な計画書や予想タイム、エスケープ案まできっちりと。
ワタクシ、A型ですから、ハイ。

んがっ!
ガーン( ̄□ ̄;)
低気圧と前線が本州からどいてくれへんやんか

“どーゆーことやねん(;´Д`)
ウチの大事な夏休みをどないしてくれんねん”

せっかく休みをとったから強行する=ヤバイ
相関図はわかっているねんけどあきらめきれん

“あなたなぁーら♪どうするぅ?”

意思確認と称して今回、別ルートで槍ヶ岳を目指す5人が打ち合わせに集まったものの
結局、タコ焼きパーティと化してしまった。
ははははは

■雨なら?

1)土日が晴れなら新穂高から一泊二日で槍ヶ岳
※体力差で2パーティに分ける

2)全滅ならI部クンのふるさとである四国の旅
※石鎚山、剣山、I部ラーメン、讃岐うどん、温泉

3)どっか晴れる山域があるんちゃうの?

ウチとしては四国にはまったく魅力を感じなかったし
ましてや、石鎚山ってドコなん?って状態だったので
お客様ツアーには行きたくなかった。


だからこそ、PCの前に張り付いている仕事をいいことに
ずーーーーーっと天気図とニラメッコ

ちゃんと天気が読めるわけでもないが、調べることはできる。
いくつものサイトを見比べても天気は安定しないレベルC
うへーーーーっ((+_+))


ずっと調べているうちに南アルプスの韮崎、北杜あたりが雲の穴だと狙いを定めた。

■--------------------------------->つづく
【1】山探し
【2】まったくどーすんの?
【3】問題の大安売り
【4】天然ブリの開き
【5】鬼坂
【6】上々下々
【7】さぁ、どうする?
【8】頭で攀じれ!オベリスク
【9】登ったら下りる
【10】極上の一杯のために
【11】ツタンカーメン発見
【12】牛歩
【13】見る
【14】蜜の味の北岳
【15】パーティ
【16】ドラえもんザック
【17】どんな色が好き♪
【18】完食完登
【19】最高の遊び
 

Powered by XOOPS Cube 2.1© 2001-2006 XOOPS Cube Project